アサルトライフル「AR15」と銃弾(2011年5月20日撮影)。(c)AFP PHOTO / OMAR TORRES 【2月16日 AFP】米フロリダ州の高校で発生した銃乱射事件を受け、犯行に使われたのと同型のアサルトライフルを無料くじの景品として出品していた米下院選の共和党候補に批判が殺到している。カンザス州のタイラー・タナヒル(Tyler Tannahill)候補は15日、くじは翌16日開催の州共和党大会に合わせて企画したものだとして、決行する意向を表明した。 銃規制反対派のタナヒル氏の陣営は事件に先立ち、半自動アサルトライフル「AR15」を景品としたくじの実施を発表していた。 「言うまでもなく私も妻も、被害者たちのことを思って心がとても重い」。タナヒル氏はAFPに対し、フロリダ州の事件についてこう語った一方、「法を犯した人物についても、合法的に責任を負って銃を所有することは罰せない」