イラン革命によって国を追われるパーレビ国王夫妻(79年1月16日) PUBLIC DOMAIN/WIKIMEDIA COMMONS <革命から39年、王政時代に憧れる若者たち。その裏に亡命者の思惑と巧妙なメディア戦略が> 「革命を起こしたのは間違いだ!」「レザ・パーレビ!」 パーレビ王朝を打倒した1979年のイラン革命から今年1月で39年。昨年12月28日に発生しイラン各地に飛び火した反政府デモで、参加者の一部からは故モハマド・レザ・パーレビ元国王の長男の名前を叫ぶ声が上がった。 レザ・パーレビ元皇太子は57歳の今も亡命先のアメリカで暮らしており、今さら王座に返り咲くとは思えない。一方、イランのデモ参加者の大部分は20代以下――つまり自分が知らない王朝の復活を要求しているわけだ。彼らの真剣さを疑うわけではないが、政治的見解については説明が必要だろう。なぜいま若者たちはパーレビ王朝復活を求め
テリーザ・メイ英首相がドナルド・トランプ米大統領を年内の公式訪問に国賓として招待したことで、エリザベス女王が「非常に困難な立場」に置かれていると、元外務省首脳が指摘している。 2006年から10年まで外務次官を務めたピーター・リケッツ卿は、英紙タイムズへの公開書簡で、公式訪問の招待は「拙速過ぎた」と述べた。 英政府のオンライン請願サイトでは、公式訪問の中止を求める請願書への署名がすでに150万筆を超えている。 30日には、トランプ大統領が27日に署名したイスラム教徒が多数を占める特定7カ国の人々の入国を禁止する大統領令への大規模な抗議デモが英国各地で行われた。入国禁止措置を受け、英議会は緊急審議を行った。 リケッツ卿は、任期1年目の米大統領が公式訪問に招待されるのは前例がなく、トランプ氏に「このような異例の名誉を受ける特別な資格」があるのか疑問があると指摘した。 リケッツ卿は、「
「OPECが6月2日に開く総会で(減産に向けた)協調行動に関して決定する公算は小さい」 5月21日、ロシアのノヴァク・エネルギー相はロシア国営テレビのインタビューでこう述べた。 OPEC総会を前にイラン石油省の幹部が依然として増産に前向きな姿勢を示すなど、供給拡大の動きに歯止めがかからない。そのような状況にあっても原油価格が1バレル=50ドル前後で高止まりしているのは、世界各地で突然の供給途絶をもたらす事象が相次いでいるからである。 まずカナダでは5月初めに発生した大規模な山火事によって原油生産量が日量約100万バレル減少したままである(23日からオイルサンド企業は操業を再開した)。また、ナイジェリアでは武装勢力が5月に入って相次いで主要パイプラインを爆破したため、原油生産量は日量約80万バレル減少した。 産油国の供給途絶リスクはさらに高まっている。 その第一候補はベネズエラである。ベネズ
原油価格が再び上昇するのを待っている大量の原油が地下に存在することは、価格上昇の兆候が見られた時点で原油が直ちに増産されることを意味する。そのため、フラックログは今後の原油価格回復を鈍らせる「足枷せ」になる可能性が高い。 サウジは今後も増産か OPEC各国でも、原油在庫が過去最高水準にまで積み上がっているようである。 サウジアラビアをはじめOPEC諸国は増産を続けているため、4月24日時点のOPECの原油生産量は、需要に対して日量約200万バレルの供給過剰となっている。これは過去10年間で最大の水準である。こうした状況を踏まえ、市場関係者の間には、「世界の原油需給のファンダメンタルズに大きな変化はなく、原油相場は短期間に少々急速に上昇しすぎた」との不安が頭をもたげてきている。 「世界最大の産油国サウジアラビアは顧客を満足させ、均衡の取れた市場を維持するためのすべての原油需要に対応する」──
ロシア軍がウクライナ南部のクリミア半島を事実上、掌握したのを受けて、アメリカ政府はロシア南部のソチで今週行われるパラリンピックの開会式に出席する予定だった下院議員が率いる代表団の派遣を取りやめることを決めました。 これはホワイトハウス国家安全保障会議のヘイデン報道官が3日、NHKに明らかにしたものです。 ヘイデン報道官は代表団の派遣を取りやめた理由について「ウクライナ情勢を受けた対抗措置の一環だ」とする一方「オバマ大統領は引き続き、ソチパラリンピックに参加するアメリカの選手たちを応援し、活躍を祈っている」としています。 イギリスも閣僚派遣や訪問取りやめ また、イギリス政府は2日、ロシア南部のソチで開かれるパラリンピックに閣僚を派遣することを見合わせると発表しました。 これに合わせてイギリス王室も、11日からソチを訪れる予定だったエリザベス女王の3男、エドワード王子の訪問を取りやめることを明
米ワシントンD.C.(Washington, DC)のラッセル上院議員会館(Russell Senate Office)で、地雷除去専門NGO「ヘイロー・トラスト(Halo Trust)」の写真展を見学する英ヘンリー王子(手前、左から2人目)を携帯電話のカメラで撮影する女性職員たち(2013年5月9日撮影)。(c)AFP/Getty Images/Chris Jackson 【5月10日 AFP】英国のヘンリー王子(Prince Harry)が9日、米国を公式訪問し、首都ワシントンD.C.(Washington, DC)の連邦職員やインターンの女性たちの心をとりこにした。しかし王子は、自分の姿を一目見ようと殺到した女性たちには目もくれず、地雷除去の方法に興味津々。女性たちは肩を落とす結果となった。 1週間の日程で米国を公式訪問したヘンリー王子は、米国の権力の中枢たる連邦議会議事堂一帯にある
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