[米空母セオドア・ルーズベルト(南シナ海上) 11日 ロイター] - 米原子力空母打撃群は10日、中国などが領有権を主張する南シナ海で演習を行った。米軍は定期的な演習だと主張しており、その後、防衛協定を結ぶ同盟国フィリピンへと向かった。 米空母セオドア・ルーズベルトから、F18戦闘機20機が20分間、離着陸訓練を行い、米軍の正確さと効率性を誇示した。 この戦略的に重要な航路で哨戒活動を実施しているのは米国ばかりではない。中国、日本、そして一部の東南アジア諸国の海軍も同海域で演習を行っており、同海域における緊張が高まるだけでなく、事故発生リスクを生じている。 「周りに中国艦船がいるのを確認した」。空母打撃群の司令官スティーブ・ケーラー少将は、約30年前に就役した同空母に搭乗した記者団にそう語った。 中国や東南アジア9カ国を含む西太平洋で活動する海軍は、衝突を回避するため、海上では「海上衝突回
香港に到着した中国の空母「遼寧」(2017年7月7日撮影、資料写真)。(c)AFP/Anthony WALLACE 【3月21日 AFP】台湾は21日、中国の空母「遼寧(Liaoning)」が台湾海峡(Taiwan Strait)を通過したことを受け、航空機を緊急発進(スクランブル)させ、艦船を現場の海域に向かわせていたことを明らかにした。中国は、米国で先週、最高レベルの政府高官の台湾渡航を可能とする「台湾旅行法(Taiwan Travel Act)」が成立したことなどに反発し、中国を分断しようとする動きに警告を発している。 遼寧と同行する数隻の艦船は20日に台湾の防空海域に進入。同日、中国の習近平(Xi Jinping)国家主席は全国人民代表大会(全人代、国会に相当)の閉幕式で演説し、「中国を分断しようとする、いかなる行動やたくらみも失敗する運命にあり、国民に非難され、歴史に罰せられる」
(CNN) 米海軍は30日までに、米海軍横須賀基地(神奈川県横須賀市)を拠点とする空母ロナルド・レーガンの艦長を2008〜10年に務めたケネス・ノートン退役海軍少将が、燃料補給などの港湾関連サービス企業から不適切な贈答品を再三受領していたとして海軍長官が厳重注意の文書を送付していたことを明らかにした。 シンガポールに拠点がある同企業「グレン・ディフェンス・マリーン・アジア(GDMA)」が絡む汚職疑惑で、ロナルド・レーガンの艦長が海軍長官からけん責処分を受けるのは2人目。テリー・クラフト元艦長(退役海軍少将)も15年、GDMAと06〜07年の間に好ましくない接触を持ったとして非難されていた。 アジア各地の港で燃料供給の他、タグボート配備などのサービスを米海軍に提供してきたGDMAの汚職疑惑は少なくとも07年にさかのぼる。 ノートン退役少将の問題についてリチャード・スペンサー海軍長官は29日の
香港(CNN) 米海軍はこのほど、西太平洋に同時展開した空母3隻による軍事演習を実施した。排水量10万トン規模の空母が3隻そろって航行するのは10年ぶりで、米国が同海域に及ぼし得る軍事力の強さを改めて誇示した格好だ。 今回の演習は4日間の日程で14日まで行われる予定。参加したのは空母「ロナルド・レーガン」、「セオドア・ルーズベルト」、「ニミッツ」の3隻を中心とした空母打撃群だ。 米太平洋艦隊を率いるスコット・スウィフト司令官は声明で「複数の空母打撃群による作戦行動は極めて複雑だ。西太平洋における今回の演習は、米太平洋艦隊がもつ類いまれな能力と、地域の安全並びに安定を目指す断固たる決意を強く裏付けるものとなる」と述べた。 韓国国防省の当局者は前出の空母3隻について、これまで日本海の韓国よりの海域で韓国軍の艦船と、日本よりの海域で海上自衛隊とそれぞれ共同訓練を実施したと説明した。 西太平洋に空
――― 大統領は拉致被害者の家族とも面会する予定ですね。 マクマスター氏: そうです。 ――― 家族にどのようなメッセージを送るでしょうか。 マクマスター氏: まず、ご家族に対する同情や思いやりの気持ちを示すメッセージを送るでしょう。子どもが拉致されるなど想像もできません。ただそれだけでなく、北朝鮮がいかなる政権なのかを示し、このような政権に核兵器を保有させてもよいのかと世界に問うでしょう。 ――― 北朝鮮問題についてお聞きします。とても重要な問題です。「すべての選択肢がテーブルの上にある」と言いましたね。 マクマスター氏: はい。 ――― そして今、大統領とあなたは「時間がなくなりつつある」と言っています。 マクマスター氏: はい。 ――― この難しい問題をどのように解決するのですか。 マクマスター氏: われわれが同盟国やパートナーとともに、そしてもっと幅広く中国やほかの国とともに策定し
(CNN) 日本海に展開する米空母「ロナルド・レーガン」にロシアの爆撃機2機が接近し、米海軍が戦闘機を発進させてロシア軍機を先導した。米国防当局者が明らかにした。 米当局者によると、ロシアの爆撃機「TU95」2機が29日、日本海でロナルド・レーガンから約130キロの空域を飛行したため、米海軍の戦闘機「F/A18」が発進した。危険と認識される事態ではなく、ロシア軍機は問題なく飛行を続けたとしている。 米海軍第7艦隊が展開するインド洋東部から西太平洋にかけての海域には、日本を拠点とするロナルド・レーガンに加えて、セオドア・ルーズベルトとニミッツの空母2隻が新たに配備されていた。 海軍は作戦に関する詳細を公表していないものの、米軍の展開には明らかに北朝鮮への圧力を強める狙いがある。同時に、この地域で勢力の拡大をうかがうロシアと中国に対する牽制(けんせい)にもなる。 ロシアはこの数カ月、朝鮮半島上
アメリカ軍は、朝鮮半島周辺で空母「ロナルド・レーガン」が活動する中、第7艦隊が管轄する西太平洋の海域に、空母「セオドア・ルーズベルト」が入ったと発表し、ことしの夏以来、西太平洋の海域で再び空母2隻の態勢となりました。 「セオドア・ルーズベルト」は今月初め、アメリカ西海岸のカリフォルニア州サンディエゴの母港を出港して太平洋をアジア方面に向けて航行していました。 第7艦隊は太平洋の日付変更線の西側の西太平洋からインド洋に至る広大な海域を管轄していますが、朝鮮半島の周辺で現在、空母「ロナルド・レーガン」が活動し、西太平洋の海域で空母2隻が展開することになります。 アメリカ軍はことし6月、日本海で空母2隻を展開させて異例ともいえる軍事演習を実施していますが、最近は「ロナルド・レーガン」1隻がこの海域での任務について、西太平洋で空母2隻の態勢になるのはこの夏以来です。 アメリカ軍は先月、B1爆撃機を
ワシントン(CNN) 米海軍の空母「カール・ビンソン」と「ロナルド・レーガン」が、31日にも日本海で合同演習を開始する。米国防当局者はこの演習について、北朝鮮が米軍による一層の挑発と受け止める可能性もあるとの見方を示した。 米国防当局者がCNNに明らかにしたところによると、予定ではカール・ビンソンとロナルド・レーガンは、他の艦船を伴って日本海の中南部に移動する。 合同演習は空母2隻のほかに水上艦数隻と潜水艦2隻が参加して、数日間の日程で行われる。空母2隻の合同演習はそれほど頻度は多くないものの、前例がないわけではないと米当局者は話している。 カール・ビンソンは数日後には、米サンディエゴの母港へ向けて帰途に就く予定になっている。一方、空母「ニミッツ」はワシントン州ブレマートンの母港を数日中に出航し、ペルシャ湾へ向かう途中で太平洋地域を通過する見通し。 複数の米当局者は、空母3隻が北朝
米太平洋軍のハリス司令官は26日、米下院軍事委員会公聴会で、北朝鮮に関して「米国は先制攻撃の様々な選択肢がある」と述べた。原子力空母カールビンソン率いる空母打撃群が沖縄東方を航行しており、北朝鮮を攻撃できる射程内に入ったことも明らかにした。 ハリス司令官は、北朝鮮への先制攻撃の可能性を問われ、具体的な作戦計画についての言及を避けながら、先制攻撃の「様々な選択肢がある」と述べた。 北朝鮮の反撃による南北朝鮮や米中間の紛争の可能性については「マネジメント可能なリスクだ」と発言。在韓米軍への被害について問われると「もし北朝鮮が核兵器(保有の)目標を達成すれば、大勢の韓国人や日本人も犠牲になる」とし、北朝鮮が本格的な核保有国になる前に対処すべきだとの考えを示した。 ハリス氏は、空母について「カールビンソン空母打撃群は沖縄東方におり、北朝鮮への攻撃射程内にある。北方に航行を続ける」と語った。北
(CNN) 北朝鮮による挑発行為への対抗措置として、シンガポールから朝鮮半島近海へ派遣されたはずの米原子力空母カール・ビンソンが、実際は逆方向にあるインド洋での演習に向かっていたことが19日までに分かった。 米国のある政権高官は、国防総省とホワイトハウスの間に連絡ミスがあったとの見方を示している。 米太平洋軍司令部は今月8日、カール・ビンソンを中心に編成する打撃群がシンガポールを出港し、西太平洋へ移動すると発表した。米軍当局者はCNNに、北朝鮮の牽制(けんせい)が目的だと語っていた。 これを受け、トランプ米大統領はテレビ局とのインタビューで「艦隊を送り込んでいる。とても強力だ」と語った。数人の側近らも空母派遣に言及した。 北朝鮮の朝鮮中央通信(KCNA)は空母配備を「無謀な侵略行為にほかならない」と非難していた。 しかし太平洋軍司令部の発表直後、複数の米当局者がCNNに、打撃群はまずオース
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