【ワシントン聯合ニュース】米国のカーター元大統領が北朝鮮の核問題解決のために訪朝し、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長との会談を希望していることが、8日(現地時間)分かった。 しかし、北朝鮮側の立場はまだ確認されておらず、トランプ米大統領もカーター氏の訪朝に否定的な立場を示しているとされ、実現するかどうかは不透明だ。 北朝鮮専門家で平和学者のパク・ハンシク米ジョージア大名誉教授は聯合ニュースの取材に対し、先月28日にカーター氏と会談したと伝え、「カーター氏はクリントン政権時代の1994年に訪朝し、劇的な反転(核開発の凍結)を引き出したように、存命中にもう一度厳しい状況を解決するための役割を果たしたがっている」と明らかにした。 パク教授は「訪朝の意思は北側にも伝えられた状態」とし、「北側からまだ返答を聞けていない。あちらでも深く悩んでいるのではないか」と述べた。 カーター氏は今月3日
【ソウル聯合ニュース】韓米自由貿易協定(FTA)を巡り、韓国政府が現行通り協定を維持するという従来の立場を変え改定交渉に向けた手続きを開始することにしたのは、米国の見直し要求を拒み切れなかったためとみられる。トランプ米大統領の韓米FTA「破棄」発言は単なるはったりではないと判断し、北朝鮮情勢の緊迫化で韓米の緊密な連携がいつにも増して重要になっていることも考慮した。 韓米は両国FTAの改定の是非を協議する共同委員会の2回目の会合を米ワシントンで4日(米東部時間)に開催した。韓国産業通商資源部は5日、「両国はFTAの互恵性の強化に向けた改定の必要性について認識を同じくした」と発表した。 韓米は8月22日に共同委員会の初会合を開いたが、米国側が貿易赤字の解消に向け改定交渉を求めたのに対し、韓国はこれに同意せず、先にFTAの経済的効果を共同で分析することを提案し、議論は平行線をたどった。 それから
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮・朝鮮労働党の機関紙「労働新聞」は3日、紙面で韓国を非難した。翌4日は金正日(キム・ジョンイル)総書記が2007年10月に韓国の盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領(いずれも当時)と会談を行い、南北首脳宣言を発表してから丸10年となるが、融和ムードは皆無だ。 この日掲載された「核戦争の危険を招く張本人」という論説では「南朝鮮(韓国)内部に戦争恐怖の雰囲気を作り出す張本人は他でもない米国だ」とした上で「南朝鮮内部に極度の戦争恐怖症が蔓延(まんえん)しているのは、米国の無文別な北侵核戦争挑発の策動に対する現傀儡(かいらい)執権勢力の盲目的な追従がもたらした必然的な結果」だと主張した。 また「トランプ(米大統領)の暴言を高く評価するとおだてて戦争の狂気をあおっており、外交部、統一部の連中も米国の北侵戦争の策動に積極的に便乗している」と非難した。 別の論評では、北朝鮮の李容浩(
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