米上院は24日、ポール・ナカソネ陸軍中将を国家安全保障局(NSA)長官兼サイバー軍司令官に指名する人事を承認した。ナカソネ氏は中西部ミネソタ州生まれの日系米国人で、陸軍きってのサイバー戦の専門家とされてきた。NSAは外国の通信情報や電子情報を傍受し分析する米国最大規模の情報機関と位置付けられている。(ワシントン 黒瀬悦成)
ロシアとNATO=北大西洋条約機構の対立が続くなか、アメリカのメディアは、ロシアがNATO軍の兵士たちの個人用のスマートフォンに不正にアクセスして情報収集していると伝えました。ロシア国防省の当局者は、記事の内容についてコメントしないとしています。 そのうえで、欧米の当局者などの話として、ロシアが、情報を収集したり、兵士たちを脅したりするために行ったものだという見方を示しています。 記事の内容について、ロシア国防省の当局者は6日、NHKの取材に対して、「コメントしないし今後その予定もない」と述べました。 NATO軍は、クリミア半島の併合などを受けて、ロシアの脅威に備えるためロシアと国境を接するポーランドやバルト諸国への軍を増強し、これに対抗してロシア軍も先月、旧ソビエトのベラルーシと大規模な合同軍事演習を行うなど、ロシアとNATOの間で対立が続いています。
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