(CNN) 北朝鮮が再度の大陸間弾道ミサイル(ICBM)または中距離ミサイル発射実験の準備を進めている徴候があるとして、米当局が警戒を強めている。事情に詳しい政府当局者2人が20日までにCNNに明らかにした。 それによると、発射実験は2週間以内にも行われる可能性がある。北朝鮮が次のミサイル発射実験に備えて進めていると思われる、部品や制御施設のテストの徴候を米国の衛星がとらえたという。 米国は特に、次の発射実験で使われる可能性のある北朝鮮のレーダーや通信設備のテストに注目している。北朝鮮は今月4日、ICBMの発射実験を成功させていた。 北朝鮮は同時に、潜水艦から発射するミサイル部品のテストも続けているという。しかし米情報当局は、この計画はまだ初期段階にあると判断している。 米軍のポール・セルバ統合参謀本部副議長は18日、上院軍事委員会で、ミサイル発射を隠蔽(いんぺい)する北朝鮮の技術は精巧さ