2月15日、デンマークの首都コペンハーゲンで、イスラム教と言論の自由についての討論会を開催中に銃撃された文化センターの前で犠牲者を悼む人〔AFPBB News〕 デンマークの警察当局は、首都コペンハーゲンで14日に2人が死亡、5人が負傷した連続銃撃事件について、容疑者が暴行の犯罪歴や犯罪組織とのかかわりもある22歳の男であること、そして警察もこの男の存在は知っていたことを明らかにしている。 ただ、容疑者がシリアあるいはイラクから帰還した戦闘員であることを示すしるしはないと述べている。 容疑者はコペンハーゲン生まれ。言論の自由に関する会合が開かれていた同市内のカフェや、同市で最も重要なシナゴーグ(ユダヤ教会堂)を襲撃した後、15日早朝に警察に射殺された。この会合には、かつてイスラム教の預言者ムハンマドを犬にたとえた絵を描いた風刺画家が参加していた。 警察当局は、14日夜に容疑者を自宅まで乗せ