米首都ワシントンの地下鉄構内の様子(2013年3月28日撮影、資料写真)。(c)AFP/PAUL J. RICHARDS 【8月4日 AFP】イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」に物的な支援をしようとしたとして、米首都ワシントン(Washington D.C. )の交通警察官が3日に逮捕されたことが分かった。検察当局が明らかにした。 米司法省によると、逮捕されたのはニコラス・ヤング(Nicholas Young)容疑者(36)。2003年以降、首都一帯の地下鉄やバスなど公共交通機関の警備を担うワシントン首都圏交通警察局(MTPD)に勤めてきた。 検察当局によれば、ヤング容疑者は数年にわたって複数の覆面捜査官と米連邦捜査局(FBI)の情報提供者1人と連絡を取り合い、テロ活動についての自分の知識や関心を披歴していたという。 司法省によると、ヤング容疑者は2014年、ISへの加入を志願する中