イラク・モスル南部の村アルビッド近郊で、飛行するドローンを眺めるイラクの警察官(2016年11月12日撮影)。(c)AFP/Achilleas ZAVALLIS 【11月18日 AFP】イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」はイラク軍の進攻を妨害するため、家電製品に爆弾を仕掛けたり自動車を使って自爆攻撃を行ったりと、これまでいくつもの「発明」をしてきた。そして、また新たな手法を思いついたようだ。通常は敵の偵察に使用している1機1000ドル(約11万円)の小型無人機(ドローン)を兵器にするのだ。 イラク警察のフセイン・モアヤド(Hussein Moayyad)中佐は「これまでに3件の事件が報告された」とAFPに語った。モアヤド氏によると、ISはドローンに搭載した爆発物を投下するために、釣りの際に釣り針を遠くに飛ばす装置に似たものをドローンに装備しているとみられる。手投げ弾式の爆発物は、投下