政治と経済 クローズアップ2018:北朝鮮元高官インタビュー 軍の統制、核頼み 兵士の劣等感排除図る | 毎日新聞
顔伯鈞という人物をご存知だろうか。1974年生まれの彼は元中国共産党員で、2005年に党の最高学府である幹部養成機関、中共中央党校の修士課程を修了。その後に北京市通州区に勤務したが、腐敗や社会矛盾を目の当たりにしたことで官界に嫌気が差して大学教員に転身した。 彼はやがて胡錦濤政権の末期に起こった政治改革運動「新公民運動」の幹部層として活躍したが、習近平による運動の弾圧を受けて逃亡を余儀なくされ、2015年2月からタイで亡命生活を送っている。過去の中央党校の同級生たちは、地方の県のトップぐらいの、そこそこの幹部ポストについている模様だ。 2016年6月、筆者はこの顔伯鈞の逃亡記があまりにも興味深かったので、それを編訳して『「暗黒・中国」からの脱出』(文春新書)として刊行した。 著書刊行から時間が経ち、今年10月に中国では習近平政権の第2期が発足。保守的な政権のもとで、中国では従来は認められた
活動は「低調」である ――顔さん自身の亡命生活はいかがですか。 顔 街で天安門事件の紀念活動をおこなったり、劉暁波の釈放要求アピールを出したりはしましたが、今年に入ってからは活動が低調です。海外の民主活動家にはいろいろややこしいこともありまして……。皮肉なことに、活動が低調になると監視の目も緩みます。 顔伯鈞の隠れ家の壁に貼ってあった孫文の写真(筆者撮影) ――昨年のはじめごろから、別の亡命中国人に「顔伯鈞はスパイだ」と言われていましたもんね。正直、私も少しだけ疑っていたことがあるのですが、現状を拝見する限りそれはなさそうです。 顔 あれは本当に困りました。やるせない気持ちです。 ――バンコクの亡命中国人たちが直面している問題は何でしょうか? 顔 やはり中国から離れて時間が経つほど、距離感が遠くなっていくのが悩ましいところです。たとえば私の場合にしても、中国国内の銀行口座が封鎖されているこ
中共中央党校修了、かつては中国の体制内エリートのタマゴだった民主活動家・顔伯鈞。驚天動地の逃亡記、『「暗黒・中国」からの脱出』(文春新書)の刊行から1年5ヶ月が経ったいま、過去に彼らを弾圧した習近平政権の正体について前編に引き続き語ってもらうことにした。 ◆◆◆ 中国ウォッチャーの読みはなぜ外れ続けるのか? ――中国共産党は毛沢東主義者やマルクス・レーニン主義者から、立憲民主主義者まで抱え込んでいる。日本の自民党なんかメじゃないくらい、「中の人」たちの思想の幅があるわけで、なぜ単一の政党として存在できているのか不思議になってしまいますが。 顔 毛沢東の時代から、周恩来派・劉少奇派・林彪派……と、もともといろんな派閥がありました。いろんな人がいろんな考えや人事の意向を持っているわけですが、そのなかである派閥が上に立つと、党全体の方向が決まっていくわけですね。 ――実は習近平政権が成立した前回
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