こちらやこちらの記事によると、ベラルーシとロシアがエネルギー供給関係で揉めて、ベラルーシが独自の石油供給源を模索した結果、久し振りにアゼルバイジャン産の原油がベラルーシにもたらされたようである。先日アゼルバイジャンのSOCAR系トレーダーの販売した原油8万4,700tが、ジョージアのスプサ港~ウクライナのオデッサ港と海上輸送され、そこから鉄道でベラルーシ南部のモズィリ製油所まで運ばれた由である。そして、ベラルーシのベルネフチェヒムと、ウクライナのウクルトランスナフタが、今後の協力関係につき年末までに条件を詰めることになった。それには、ウクライナの原油をベラルーシの製油所で委託加工すること、ベラルーシ向けの原油輸送にウクライナの石油輸送システムを活用することなどが含まれる、という。 ブログランキングに参加しています 1日1回クリックをお願いします
こちらの記事が、ベラルーシの石油精製産業について、主に2つのことを伝えている(ベラルーシの経済ジャーナリストのタチヤナ・マニョーノクが、ウクライナの石油専門家セルヒー・クユン氏に話を聞くというスタイルの記事になっている)。 第1に、ベラルーシの製油所(具体的には対ウクライナ国境からも近いベラルーシ南東部のモズィリ製油所が主だろう)からウクライナへの石油製品の輸出が拡大しており、おそらく2016年にはウクライナ市場に供給される製品の半分以上がベラルーシ産になりそうだ、ということである。それを図示したのが上図であり、これまでの最高レベルは2012年だったらしいが、2016年にはガソリン(黄色)で56%、軽油(黒)でやはり56%になる見通しということである。ウクライナでベラルーシ産が優位になる原因は、輸送の利便性と、ベラルーシ石油会社の6~7年にわたる市場開拓の努力が実を結んだ形だという。 第2
中途半端な英語使いが英国からのニュースを東京で読み、あちこちふらふらうろうろ。時々嘘。 はてブ = http://b.hatena.ne.jp/nofrills Twitter = http://twitter.com/nofrills Twitterのログ = http://twilog.org/nofrills ◆「なぜ、イスラム教徒は、イスラム過激派のテロを非難しないのか」という問いは、なぜ「差別」なのか。(2014年12月) ◆「陰謀論」と、「陰謀」について。そして人が死傷させられていることへのシニシズムについて。(2014年11月) ◆知らない人に気軽に話しかけることのできる場で、知らない人から話しかけられたときに応答することをやめました。また、知らない人から話しかけられているかもしれない場所をチェックすることもやめました。あなたの主張は、私を巻き込まずに、あなたがやってください
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