ウクライナ・ルガンスク近郊の村で地雷を探す親ロシア派工兵部隊の戦闘員ら(2017年4月25日撮影、資料写真)。(c)AFP/Aleksey FILIPPOV 【6月17日 AFP】ウクライナ東部で政府軍と分離派武装勢力との武力衝突が激化し、浄水場のインフラが破壊されて少なくとも75万人の子どもに安全な水が供給されなくなる緊急事態に陥っている。国連児童基金(ユニセフ、UNICEF)が16日に報告した。 ユニセフによると、2か所の浄水場が爆撃で破壊され、今週4日間、10万4000人の子どもを含む約40万人への飲用水の供給が途絶えた。15日夕方にようやく応急修復が終了したところだという。 ユニセフの欧州・中央アジア地域部門の局長を務めるアフシャン・カーン(Afshan Khan)氏は「ウクライナ東部で300万人近くが利用している水のインフラ設備が現在、砲撃にさらされている」とし、「安全な飲用水の