【リガ=山崎純】欧州歴訪中の安倍晋三首相は13日、ラトビアのクチンスキス首相とリガの首相府で会談した。その後、リトアニアのスクバルネリス首相とも会談し、エストニアを含めたバルト3国への訪問を終える。3国への訪問は日本の首相で初。視線の先にあるのは、対ロシア関係を踏まえたバランス外交だ。「法の支配に基づく国際秩序が挑戦を受けるなか、これを維持・強化すべく緊密に協力する」。安倍首相は12日(日本時
ロシアの隣国エストニアのイルベス大統領は、ウクライナ情勢を巡り、ロシア系住民を守るためだなどとしてロシアが本格的な軍事介入も辞さない姿勢を示していることについて、「ナチスドイツと同じ論理だ」として、強く非難しました。 バルト3国のひとつ、エストニアのイルベス大統領は6日、東京都内で会見しました。 この中で、イルベス大統領はウクライナ情勢について、「ナチスドイツは、ドイツ系住民がいることから1938年にチェコスロバキアを併合した。ロシアはナチスドイツと同じ論理を当てはめようとしている」と述べ、ウクライナのロシア系住民を守るためだなどとして、本格的な軍事介入も辞さない姿勢を示しているロシアを強く批判しました。 また、旧ソビエトから独立して以来の懸案だったロシアとの国境を巡り、先月国境を画定する条約をロシアとの間で調印したことについて、イルベス大統領は「小さな国のエストニアはロシアの要求を受け入
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