[6日 ロイター] - 「世界中にいる全ての朝鮮人は統一を夢見ており、それに向かって努力している」──。3年前に北朝鮮の首都・平壌を訪問した際に会った女性は、党の公式的見解に従い、こう語った。 2月6日、平昌五輪が、2つのコリアが互いをどう理解するかと言う点で、重要な分岐点となるだろうことは、すでに何となく見えている。写真は非武装地帯近くのフェンスに結ばれた朝鮮統一旗。坡州で1月撮影(2018年 ロイター/Kim Hong-Ji) 「本当はこんなこと言いたくはないが」と筆者は慎重に切り出してみた。北朝鮮人が韓国に対して使う言葉を借用し、「私は『下にある村』で過ごしたことがあるが、若者たちは概して統一に関心がない。彼らは朝鮮を分かれた2つの国として見ており、再統一する必要があるとは考えていない」と語った。 思うに、彼女はこの時初めてそのような考えを聞いたのだろう。口ごもり、話題を変えた。 韓
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く