2017湾岸・アラビア半島地域サウジアラビアGCCアラブ首長国連邦カタルエジプトバハレーンイエメンオマーンリビアイラントルコクウェイト 公開日:2017/06/06 6月5日にサウジアラビア、UAE、バハレーン、エジプトの4カ国がカタルとの外交関係を断絶したことを受け、周辺国は様々な動きを見せている(4カ国の外交関係断絶は「カタル:サウジ、UAE、バハレーン、エジプトが外交関係を断絶」『中東かわら版』No.45(2017年6月5日))。 サウジ等4カ国に続き、イエメン、モルディブ、モーリシャスの3カ国、そして東西に分裂するリビアでは東部政府がカタルとの外交関係断絶を発表した。また、カタルと外交関係のないイスラエルでは、リーバーマン国防相が「これがテロとの戦いにおける多くの協同の可能性を開くものであることは疑いない」と述べ、事態をイスラエルの国益に適うものと見なしていることを明らかにした。