チューリヒのイスラム教関連施設で銃撃、３人負傷：朝日新聞デジタルスイス・チューリヒ中心部で１９日午後５時半（日本時間２０日午前１時半）ごろ、イスラム教関連施設に侵入した男が発砲し、居合わせた信者３人が負傷した。また施設近くで事件後、一人の遺体が見つかった。スイス公共放送など地元メディアが伝えた。 同放送などによると、３０代とみられる黒ずくめの服装の男が施設内に入り、信者に向かって繰り返し発砲。３０歳と５６歳、３５歳の男性３人が負傷し、病院に搬送された。事件当時、施設内には、ソマリアやエリトリア、北アフリカ諸国出身の信者１０人ほどがいた。容疑者は犯行後、徒歩で逃走したという。 また事件後、この施設から数百メートル離れた川岸で、一人の遺体が発見された。ただ地元捜査当局は、事件との関連を明らかにしていない。（ジュネーブ＝松尾一郎）
