欧州の複数の国からこの1週間ほどそれぞれの国の徴兵制の問題についてのニュースが入ってくる。一見ばらばらに出てきたニュースだが実は大元のところでつながっているようだ。 まずは海外ボツニュース風のものからいくと、 ネット依存症で徴兵制が危機に? フィンランド軍は徴兵されてネットサーフのできず鬱になった若者たちを自宅に帰す。 Le service militaire menacé par la dépendance au net ? L'armée finlandaise renvoie chez eux de jeunes appelés déprimés de ne plus surfer sur Internet. le 04 août 2004 www.lci.fr インターネットの普及率が世界で最も高い国の一つであるフィンランド、若者の中には昼ごろ起きだし夜中まで一人で引きこもり状態で
東西統一後まもない1993年のドイツで、移民を襲うネオナチを糾弾し、人々の共感を集めた歌があった。「シュライ・ナハ・リーベ(愛への叫び)」。この曲が昨秋、22年の時を越え、ヒットチャート1位に輝く「奇跡」が起きた。 歌うのは、過激な表現が持ち味の男性3人組ロックバンド「ディ・エルツテ」。このバンドの研究本を書いたフランク・ゴイケさん(54)は「愛への叫び」について「物議を醸すこともあった彼らが、初めて強い政治的なメッセージを込めた曲」と話す。 曲の中で、荒ぶるネオナチにこう呼びかけた。 おまえの暴力は愛への無言の叫びにすぎない/おまえの軍靴は愛情を切望する 異例のリバイバルには、「仕掛け人」がいた。 独北部オスナブリュック在住のソフト開発者、ローランド・タプケンさん(33)。昨年8月末、友人の結婚パーティーでディ・エルツテの曲が流れたのを聞いてひらめいた。「『愛への叫び』を、難民への応援歌
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