大規模な情報流出をめぐり、スウェーデンのストックホルムで記者会見を行ったステファン・ロベーン首相(右から2人目)ら(2017年7月24日撮影)。(c)AFP/TT News Agency/Stina STJERNKVIST 【7月25日 AFP】スウェーデンで政府のシステムから大規模な情報流出があったことが明らかになった。交通当局のIT(情報技術)システム管理を最終的に請け負っていた東欧の企業から情報が漏れたとみられ、軍の機密や数百万人の個人情報が流出した可能性がある。政府は24日、調査に乗り出したことを明らかにした。 スウェーデン政府が管理する情報の流出としては過去数十年で最大規模。国民の運転免許に関する全データベースが丸ごと、チェコとルーマニアのIT技術者らがアクセスできる状態になっていた。情報機関員らの身元の特定もつながった恐れもあると報じられている。 スウェーデン軍は22日の声明で