オランダのロッテルダムでのコンサート会場付近で、テロの恐れがあるとしてロックバンドのコンサートが中止された後、スペインナンバーのワゴン車を調べる警官(2017年8月23日撮影)。(c)AFP/Arie Kievit 【8月25日 AFP】オランダ・ロッテルダム(Rotterdam)のコンサート会場を標的としたテロ攻撃が計画されていたとみられる事件で、警察は24日、拘束していたワゴン車の運転手を釈放した。一方、摘発につながったスペイン当局からの情報が「具体的」だったことを明らかにし、この情報に基づく捜査をさらに進めている。 ロッテルダム市警は声明で、運転手の男性は釈放され、「もはやこの捜査の容疑者ではない」と発表した。スペインナンバーのワゴン車は23日夕、ロッテルダムの港湾地区マッシロ(Massilo)のコンサート会場近くで不審な走行をしているところを警察が発見、運転手を拘束していた。 警察