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先般、弊社(ドリームインキュベータ)の創業者・会長である堀紘一と共に、ミャンマーの大手民間企業の経営者3人とお会いした。 わずか3人だが、いずれも立派な経営者であった。この3人と議論しただけでも、ミャンマーという国の人材的な層の厚さ、日本人との親和性をひしひしと感じることができた。 私が働いているベトナムでのことだが、今まで何百人のベトナム人経営者に会ってきた。その中で、日本人的には残念に思うことがある。国や社会に貢献するという意識を持つ経営者が実に少ないということだ。 社会への貢献と言っても、大それた話ではない。メーカーならば、少しでも人々の暮らしをよくする商品を作る。小売りならば、できるだけ良い商品をそろえて、みんなに届ける。こうした気持ちがあれば、それは社会貢献の意識だと思う。 ベトナムでは、ほとんどの経営者が、自らの短期的な利益を得ることを動機としているように見える。彼らは、少し会
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