【ワシントン時事】ロイター通信によると、米政府高官は19日、トランプ大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長による2回目の首脳会談について、一部記者団に「年明け以降のいずれかの時期に開催されそうだ」と述べ、年内実施の可能性は低いとの見方を示した。 トランプ氏は先に、次の米朝首脳会談が11月6日の中間選挙後になると話していた。 これに関連してポンペオ国務長官は19日、米政府系放送局ボイス・オブ・アメリカ(VOA)に対し、米朝の高官級協議が早ければ来週にも開かれる見通しで、長官自身が参加すると語った。 一方、米国防総省は19日、シンガポール訪問中のマティス国防長官と韓国の鄭景斗国防相が、12月に予定されていた定例の米韓合同軍事演習「ビジラント・エース」の中止を決めたことを明らかにした。北朝鮮との非核化交渉を進展させるため、配慮を示した形だ。 同省報道官は、合同演習中止について「(米朝)外交プロセ
【AFP=時事】ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領の指示によって今年11月10日に首都ワシントンで開催予定だった軍事パレードが、来年以降に延期されることになった。米国防当局が16日、明らかにした。 この軍事パレードは昨年の訪仏時に革命記念日(Bastille Day)恒例の軍事パレードに感銘を受けたトランプ氏が実施を指示していたもの。11月の復員軍人の日(Veterans Day)に合わせた週末に開催され、米軍による大規模な航空ショーも行われる見込みだった。延期はトランプ氏にとって一つのつまずきになるとみられる。 トランプ氏がパレードの実施を望んでいるとホワイトハウス(White House)が今年2月に発表した際、行政管理予算局(OMB)局長はその費用について1000万~3000万ドル(約11億~33億円)との見方を示していた。しかし、ある米政府当局者は16日、パレー
また、中国が形成を目指している経済・外交圏構想、「一帯一路」を通して35カ国・地域の76港の支配権を握っています。商業的な目的といっていますが、人民解放軍の艦艇が何度も停泊しています。そこに安全保障上の要素があるのは明らかです。彼らはルールを書き換えているだけでなく、地理を再構築しています。 中国が大国への階段を駆け上がるきっかけになったのは2001年の世界貿易機関(WTO)加盟でした。ところが、中国は共産党による一党独裁体制のままで市場開放も限定的です。 エコノミー:西側諸国、とりわけ米国や欧州連合(EU)は時間の経過とともに、中国が市場を開放していくと信じていました。「知的財産保護の方法を学ぶためにもう少し時間がかかる」という中国の言葉を信じたんです。 トランプ大統領の対中強硬策は必要 確かに、(1998~2003年に首相を務めた)朱鎔基氏は国有企業改革に全力で取り組んでいたと思います
6月17日、韓国の聨合ニュースは、米韓が今週、「大規模」軍事演習の中止を発表すると報じた。韓国・浦項での演習の様子。4月撮影(2018年 ロイター/Kim Hong-Ji) [ソウル 17日 ロイター] - 韓国の聨合ニュースは17日、米韓が今週、「大規模」軍事演習の中止を発表すると報道した。北朝鮮が非核化の約束を守らなかった場合は再開することが前提という。聨合ニュースが政府筋の話として報じたところによると、中止の対象になるのは大規模な合同演習のみで、日常的な軍事訓練は対象外となる可能性が高い。 トランプ米大統領は先週の米朝首脳会談後、米韓軍事演習を中止する意向を表明していた。 大統領の発言直後、在韓米軍は演習中止の指示はいっさい受けていないと言明し、韓国当局者はトランプ氏の発言がどの演習を指しているのか把握しようとしていると述べていた。 一方、韓国の文在寅大統領は14日、北朝鮮が非核化措
米朝首脳会談から一夜明けた13日、北朝鮮の国営メディアが、トランプ米大統領が米韓合同軍事演習を中止する考えを会談で示したと報じた。演習が実際に中止され、それが長引けば、北朝鮮に対する抑止力は低下する。会談のあいまいな合意の「落とし穴」が早くも露呈した格好だ。 北朝鮮の労働新聞(電子版)は、前日の米朝首脳会談を伝える13日付の記事で、「米大統領は、朝米対話が行われる間、北朝鮮が挑発とみなす米韓合同軍事演習を中止する意向を示した」と伝えた。 米韓演習は、1978年に米韓連合軍司令部が創設されて以降に本格化した。毎夏に行う指揮所演習「乙支(ウルチ)フリーダムガーディアン(UFG)」では、新しい戦術などを確認。毎春の「キー・リゾルブ」「フォール・イーグル」の二つの演習で、米軍増派や野外戦闘について訓練している。 米韓演習は、朝鮮半島の有事に備える準備として進められてきた。また北朝鮮が核実験や弾道ミ
ワシントン(CNN) 駐韓米大使に指名されているハリス前太平洋軍司令官は14日、上院外交委員会の公聴会で、北朝鮮は依然として核の脅威であり続けているとの認識を示した。大規模軍事演習については、金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長に交渉への真剣さを示す機会を与えるため、いったん中止すべきだとしている。 トランプ氏は先日ツイッターで、北朝鮮はもはや核の脅威ではないとし、米朝首脳会談を受けて米国の安全度は高まったと述べていた。 しかし上院外交委員会のメネンデス議員(民主党)は今回、北朝鮮が依然として核の脅威かどうかを質問。北朝鮮政府が今でもミサイルを保有し、核分裂過程などの管理を続けている点を指摘した。 これに対しハリス氏は「それに関しては引き続き警戒しなければならない」と言及。米国による韓国への対ミサイルシステムの配備について、「北朝鮮の弾道ミサイルの脅威が唯一の理由だ」と述べた。 トラン
Published 2018/05/16 15:25 (JST) Updated 2018/12/10 15:09 (JST) トランプ米大統領が今年2月の平昌冬季五輪の開幕前、安全保障担当の高官に対し、韓国にいるすべての米軍関係者の家族を避難させる準備をするよう命じていたことが分かった。CNNテレビが16日までに、複数の政府高官の話として伝えた。 米国が北朝鮮への軍事行動に踏み切る場合、韓国からの米軍家族避難は不可欠の準備とされていたことから、CNNは今年初めの時点で、トランプ氏が開戦を真剣に検討していたことを物語るものだと指摘した。 家族避難は、トランプ氏が安全保障問題のブリーフィングの場で、当時のマクマスター大統領補佐官(国家安全保障問題担当)に指示。マクマスター氏は国家安全保障会議のスタッフに大統領令の文書を作成するよう指示し、その日のうちに文書がケリー大統領首席補佐官の元に届けら
【ワシントン=黒瀬悦成、加納宏幸】北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長と会談した韓国の鄭義溶・大統領府国家安保室長は8日、米ホワイトハウスで記者団を前に声明を読み上げ、金氏がトランプ大統領との会談を要請したと発表した。トランプ氏は要請を受諾し、「5月までに会談する」と応じたとしている。声明はまた、北朝鮮が「非核化」の意向を表明し、今後は核実験と弾道ミサイル発射を「自制する」と約束したとしている。 鄭氏はまた、平昌五輪・パラリンピックの閉会後まで実施が延期されている米韓合同軍事演習について、4月に予定通り実施すると発表した。 鄭氏ら韓国政府の訪米団は8日にワシントンに到着し、ホワイトハウスでマクマスター大統領補佐官(国家安全保障問題担当)と会談し、南北会談の詳細について説明した。
【シンガポール=吉村英輝】オーストラリアのターンブル首相が18日に訪日する。2015年9月の党内クーデターで安倍晋三首相の盟友だったアボット前首相を追い落とし、有力視されていた日本の「そうりゅう型」潜水艦導入を退けた。親中派の元実業家として知られ、経済立て直しに中国との関係強化を掲げたが、中国の内政干渉もあって結局は頓挫。同盟国の米国との関係もギクシャクするなか、日本からの支援を取り付け、政権基盤のテコ入れを図る姿勢だ。 豪公共放送(ABC)は16日、在キャンベラの中国大使館が昨年10月に最大野党・労働党の議員十数人を夕食に招き、豪政界への政治工作疑惑の払拭に努めたと報じた。その数日前、豪政府幹部は国内の学生に対し、中国共産党の影響力に備えるよう、異例の呼びかけをしていた。 豪政府は先月、中国を念頭に、外国人から影響を受けた国内組織や政治献金の監視を強化する措置を法制化。中国との癒着が指摘
(CNN) 北朝鮮の核実験を受け、国連安全保障理事会は4日、緊急会合を開いた。米国のヘイリー国連大使は北朝鮮が「戦争を渇望」しているとの見方を示し、安保理としてできる限り強力な制裁を科すべきだと主張した。 ヘイリー氏は発言の冒頭で、この20年余りに安保理が採択した対北朝鮮決議を全て列挙。それでも北朝鮮の核開発を止めることはできなかったと指摘し、6回目の核実験は国連が「中途半端」な対応を続けるわけにはいかないことを明確に示していると述べた。 そのうえで「米国は決して戦争を望んではいないが、忍耐にも限界がある。我々は同盟国と自国の領土を守る」と宣言した。 同氏が会合の最後に語ったところによると、米国は近く各国に新たな決議案を提示し、来週の採決を目指す構えだ。 決議案の詳細は不明だが、韓国の趙兌烈(チョテヨル)国連大使は会合で、北朝鮮が本気で対話に応じざるを得なくなるよう強力な制裁を科す必要があ
4月11日、海自が米空母カールビンソン(写真)との訓練を検討していることが判明。8日撮影(2017年 ロイター/U.S. Navy photo by Mass Communication Specialist 3rd Class Matt Brown/Handout via Reuters) [東京 11日 ロイター] - 海上自衛隊が、朝鮮半島の近海に向けて航行中の米空母カールビンソンと共同訓練を検討していることが11日、わかった。制裁だけでなく、軍事面でも日米の緊密な連携を示し、挑発行為を繰り返す北朝鮮をけん制する狙い。 複数の日本政府関係者が明らかにした。「東シナ海、日本海に入ってくるカールビンソンの空母打撃群に、(海自の)護衛艦を数隻派遣する」と、関係者の1人はロイターに語った。 訓練内容は調整中だが、別の関係者によると、ヘリコプターを相互の艦艇に発着させる訓練や、通信訓練などを想
19:20 Putin says troops build-up near Ukraine borders was part of "exercises" 19:00 Volodymyr Zelensky tells Boris Johnson Nord Stream 2 commissioning by Russia "unacceptable" 18:20 Zelensky asks U.S. for clarity on NATO MAP – media 16:20 U.S. financial institutions prohibited to buy Russian bonds 15:40 Education minister: Best lecturers at President's University in Ukraine to be paid at least US$
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