世の中 Europol sending team to root out jihadists at migrant camps | eKathimerini.com
たった1カ月で事態がここまで様変わりするとは。9月4日夜、アンゲラ・メルケル独首相は10年前に就任して以来、最も劇的な判断を下した。欧州の難民規則を停止し、ハンガリーで足止めを食っている数万人の難民に対し、オーストリア経由でドイツに入国することを許可したのだ。この人道的な行動は、当時のセンチメントに適うものだった。本誌(エコノミスト誌)が印刷に回された時点では、メルケル首相はノーベル平和賞の候補に上がっていた。 しかしながら今、利他主義に基づいたメルケル首相のこの判断は、ドイツ国内で激しい批判を引き起こしている。これまで鉄壁と思われた同首相の人気に陰りが生じかねない雲行きだ。同首相はいつになく使命感を前面に出し、難民の権利に「上限は設けない」と繰り返した。これに対しヨアヒム・ガウク大統領 は「どの程度が上限なのかまだ検討していないが、難民受入れ能力には限界がある」と牽制した。同大統領は通常
アフリカから地中海を渡って欧州を目指す難民は後を絶たない。多くは経済が安定したドイツに亡命を希望する〔AFPBB News〕 シャーロッテ・ツァインドルマイヤーさんは外国人に何の反感も持っていない。経営している衣料品店では、湾岸諸国から来る大勢の裕福な客にサービスを提供してきた。だが、ドイツ・バイエルン州の村ヴィンデン・アム・アイグンの住民たちを不安にさせたのは、村に訪れることになっている亡命希望者の数だった。 人口800人のこの豊かな村のゲストハウスに、100人以上の亡命希望者が住むことになったのだ。 人口800人の村に難民100人 ゲストハウスから数軒先のコテージに暮らすツァインドルマイヤーさんは言う。「私たちは数について心配していました。800人の村に130人ですから。ガソリンスタンドを別にすれば、買い物に行く場所もありません。それに、もし大勢の若い男性が来たら、どうにかして忙しくさ
紛争が続く中東などからの難民が急増し、大きな社会問題となっているヨーロッパで、ドイツ政府は、ことし1年間で最大80万人の難民が流入するとの見通しを示し、難民の条件を満たさない場合は速やかに国外退去にするなど対応を強化する考えを示しました。 ドイツのデメジエール内相は19日、ベルリンで記者会見し、ことし1年間でドイツに流入する難民の数は去年の20万人を大きく上回って、最大で80万人に達し、過去最大になるとの見通しを示しました。 EU=ヨーロッパ連合の域内に入る難民のうち、およそ4割がドイツを目指すなか、自治体の中には受け入れ施設が足りず一時的に体育館などの公共施設や、屋外に設置したテントを利用するケースも出ています。 デメジエール内相はバルカン諸国などから経済的な理由でドイツに来る人たちは難民としての条件を満たさないとして速やかに国外退去にする一方、EU加盟国と受け入れの分担を進めるなど、今
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