独立以来、初の政権交代が5月に実現したマレーシアで、メディア内でも幹部が早期引退するなどの「政権交代」が起きている。同国の大手メディアは長年、政権与党と癒着してきたが、「報道の自由」をうたうマハティール首相が就任すると、同氏を攻撃してきた論調を一斉に転換。権力との間合いに対する試行錯誤が始まってい…
(CNN) 同性愛行為の罪で服役していたマレーシアのアンワル・イブラヒム元副首相(70)が16日、国王の恩赦を受けて釈放された。同氏の家族が発表した。 マレーシアでは先週の総選挙でマハティール元首相が予想外の勝利を収め、新たに首相に就任した。アンワル氏はマハティール氏の後継者として有力視されている。 アンワル氏は2015年に禁錮5年の刑を言い渡されて収監されていたが、もともと6月初めに釈放される見通しだった。同氏は16日、服役中のけがで入院していた病院から、報道陣や支持者に囲まれて姿を現した。 アンワル氏はかつてマハティール氏の後継者と目されながら、1998年に同性愛と汚職の罪に問われて失脚。2008年に政治活動の禁止が解かれたものの、まもなく別の同性愛容疑で逮捕され、15年に有罪判決を受けていた。 マハティール氏とアンワル氏は20年に及んだ軋轢(あつれき)を経て、総選挙ではナジブ前政権を
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