インドでの20カ国・地域首脳会議(G20サミット)に出席した両首相は9日に会談し、メローニ首相がイタリアの離脱方針を李首相に語った。事情に詳しい関係者が匿名を条件に明らかにした。イタリアは2019年、一帯一路協定に正式に署名していた。 一帯一路は習近平国家主席が旗振り役となって進めている政策だが、習主席は今回のG20サミットを欠席。メローニ首相は中国による貿易報復を警戒し、協定離脱の決定をどのように中国側に正式に表明するか決めるまで時間をかけている。
【ハンブルク=池田慶太、東慶一郎】安倍首相は8日午前(日本時間8日夕)、ハンブルクで中国の 習近平 ( シージンピン ) 国家主席と約40分間会談し、中国の巨大経済圏構想「一帯一路」に協力する方針を伝えた。 両首脳は関係改善に向け、首脳間の対話を強化することで一致した。一方、核・ミサイル開発を続ける北朝鮮について、首相は中国にさらなる役割を果たすよう求めたが、習氏は国連安全保障理事会決議に基づかない日本などの独自制裁に反対する考えを示した。 両首脳の会談は昨年11月にペルーで開かれたアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に合わせて短時間行って以来。日本政府によると、首相は「両国首脳の頻繁な意思疎通は、経済活動の活発化や国民感情の改善に大いに寄与する」と述べ、両首脳の相互訪問の実現を呼びかけた。
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