プーチンのおかげで高まるスターリン人気
＜スターリンの大粛清の血塗られた歴史は忘れ去られ、「歴史上最も重要な人物」に選ばれるまでに＞ 1970～80年代のソ連では、「偉大な革命家」ウラジミール・レーニンの肖像が街にあふれていた。しかしその後を継いだヨシフ・スターリンの肖像を見掛けることは皆無だった。 独裁者スターリンの罪を暴いたのは、後継者のニキータ・フルシチョフだ。56年のソ連共産党大会で秘密報告を行い、大粛清の恐るべき実態などスターリンの個人崇拝が招いた弊害を糾弾、世界を震撼させた。以後、スターリンを革命の英雄とあがめる風潮はなくなった。 70年代にモスクワで育ったジャーナリストのマーシャ・ガッセンは、スターリンについて「学校では教わらなかった」と言う。「まるで存在しなかった人物のよう。スターリン時代は丸ごと歴史から消されていた」 だが今、葬り去られたはずの偶像が掘り起こされ、再び人々の崇拝の的になっている。 かつてドイツ軍
Stalin's Popularity in Russia Reaches 16-Year High
More Russians approve of Soviet dictator Josef Stalin now than at any time over the past 16 years, a survey by the independent Levada Center pollster revealed Wednesday. Some 46 percent of respondents viewed Stalin positively, compared with 21 percent who said that they hated or feared the former leader. Another 22 percent described themselves as merely “indifferent.” Most Russians — 32 percent —
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