7月29日、ウクライナ危機をめぐり国際社会からの孤立も辞さない構えを見せるロシアのプーチン大統領だが、一方で、迫り来る経済的・政治的な嵐に備えて守りを固めつつある(2014年 ロイター/Alexei Nikolskyi/RIA Novosti/Kremli) [モスクワ 29日 ロイター] - ウクライナ危機をめぐり国際社会からの孤立も辞さない構えを見せるロシアのプーチン大統領だが、一方で、迫り来る経済的・政治的な嵐に備えて守りを固めつつある。 17日に起きたマレーシア航空17便の撃墜事件について米国と欧州連合(EU)は、プーチン大統領がウクライナ東部の親ロシア派と距離を置く好機とみていた。そして、ウクライナとの国境が封鎖されれば、親ロ派への武器支援ルートを断つことができると考えていた。