韓国警察はフィジーに拠点作りを進める韓国の宗教団体の信者が身動きできない状況と懸念している/Phil Walter/Getty Images ソウル(CNN) 韓国警察は4日までに、同国の宗教団体「グレース・ロード教会」の数百人の信者が南太平洋の島国フィジーに渡航後、教団幹部からパスポートを奪われるなどして身動きがとれなくなっている疑いがあるとの懸念を示し、国際刑事警察機構(インターポール)に対し信者らの安全確保で支援を要請していることを明らかにした。 韓国警察は先月24日、信者らを監禁して暴行を加えたとして、同教団の指導者シンオクジュ容疑者と信者3人を逮捕した。シン容疑者と信者の1人はベトナムから空路ソウルに到着したところで逮捕、残る信者2人は教会の本部で身柄を確保された。 シン容疑者は一部の信者を意思に反してフィジーに滞在させ続けた疑いが持たれている。 同教団のウェブサイトによると、「