ドイツ西部ドレスデンで、1938年に起きたナチス・ドイツによるユダヤ人の商店や住居の襲撃事件「水晶の夜」の犠牲者の追悼式典にキッパをかぶって参列した人々(2015年11月9日撮影、資料写真)。(c)AFP PHOTO / DPA / OLIVER KILLIG 【4月25日 AFP】ドイツ最大のユダヤ人団体「ユダヤ人中央評議会(Central Council of Jews)」の代表が24日、ユダヤ人は攻撃の標的にされる危険性を回避するためにユダヤ教徒であることを示す帽子を身に着けるのはやめるべきだとの考えを明らかにした。同国内では最近、反ユダヤ主義による攻撃が相次いでいる。 ユダヤ人中央評議会のヨゼフ・シュスター(Josef Schuster)会長はベルリンの公共ラジオで、ドイツで暮らす20万人のユダヤ人は警戒する必要があるとして、「自分の立場を敢然と示すことは基本的には正しいが、国内の