中国、米潜水機返還へ=回収の正当性主張-次期政権にらみ挑発強化 【北京時事】中国国防省の楊宇軍報道官は17日の談話で、中国海軍の救難艦が南シナ海で米海軍海洋調査船の無人潜水機を回収したことを認め、「正体不明の装置を発見し、船舶の航行と人員の安全に危害が生じるのを防ぐため、責任ある態度で識別調査を行った」と正当性を主張した。その上で、米潜水機と判明したため、「適切な方式」で米国に返還することを決めたと明らかにした。 楊報道官は「米国が(事件について)一方的に誇張して発表したことは不適切で、スムーズな解決にマイナスだ」と強調し、遺憾の意を表した。米軍が中国近海で行っている偵察活動に「断固たる反対」を表明するとともに、中止を求めた。 中国が米軍の装備を「押収」したのは、2001年4月に南シナ海上空で米偵察機が中国軍用機と衝突し、中国南部の海南島に不時着して以来。中国は軍事施設を対象にした情報
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く