ミッツ・マングローブ ドラァグクイーンとしてデビューし、テレビなどで活躍中のミッツ・マングローブさんの連載が、「今週のお務め」とリニューアルして始まりました。3回目のテーマは「市川猿之助さんと交わした『警戒心』」について。 * * * 何か予想だにしない事件や事象が起こった時、人はそれに似た前例から得た情報と照らし合わせながら、どうにか理解しようと努めるものです。 しかし、中には人の想像や統計すらも超えてしまうぐらい、言わば奇跡のようなタイミングで感情が動き、物事が運んでしまうことがあってもおかしくありません。それでも、因果関係を突き止める手立てが僅かでも存在する限り、検証と裁定を行うのは、国家の務めです。 あくまで私は、個人的な経験、環境、思想そして共感をもとに想像を膨らませ、感情を整理しながら公共の面前で話をしたり、こうして文章を書いたりしているに過ぎず、行政にも司法にも携わっ
先月、東京 目黒区の自宅で両親とともに倒れているのが見つかった歌舞伎俳優の市川猿之助 容疑者について警視庁が、死亡した両親のうち母親の自殺を手助けしたとして自殺ほう助の疑いで逮捕状を取りました。このあと逮捕し、事件に至ったいきさつについて本格的に捜査を進める方針です。 警視庁が逮捕状を取ったのは、歌舞伎俳優の市川猿之助、本名・喜熨斗孝彦容疑者(47)です。 先月18日、東京 目黒区の自宅で、父親の市川段四郎さん(76)と75歳の母親とともに倒れているのが見つかり、両親は死亡が確認されました。 両親は2階のリビングで布団がかけられた状態であおむけに倒れていて、警視庁の調べで、前日以降に向精神薬中毒で死亡した疑いがあることが分かりました。 容疑者は当初、警視庁に対し「3人で、死んで生まれ変わろうと話し合い、両親が睡眠薬を飲んだ」という趣旨の説明をしていて、警視庁は都内の病院に入院した本人から事
父親で歌舞伎役者の市川段四郎(本名・喜熨斗弘之)さん(76)と母親の延子さん(75)は病院に搬送されたが、その後死亡が確認された。猿之助さんの命に別条はないが、当初は会話ができる状態ではなかった。 段四郎が嫌いな好劇家などいない 自宅からは猿之助さん自筆の遺書が見つかるなど、心中を図った可能性もあり、警視庁は詳しい状況を調べている。 写真右から市川段四郎、市川猿之助、市川猿翁、市川團子、市川中車 Ⓒ文藝春秋 段四郎さんは近年、体調が芳しくなく舞台から遠ざかっていたなかでの突然の訃報。事件の全容は未だ謎に包まれたままだが、突如として亡くなった段四郎さんの才能を惜しむ声が上がっている。 「『段四郎が嫌いな好劇家などいないのではないか』と思うくらい、市川段四郎さんはいい役者で、尊敬していました。今回の事件に驚くとともに、残念でたまりません」 こう語るのは、明星大学人文学部日本文化学科教授で演劇評
18日、東京・目黒区で、歌舞伎俳優の市川猿之助さんが意識がもうろうとした状態で見つかり、両親は死亡しましたが、猿之助さんが「死んで生まれ変わろうと家族で話し合い、両親が睡眠薬を飲んだ」という趣旨の話をしていたことが分かりました。 18日、目黒区の自宅で歌舞伎俳優の市川猿之助さんが意識がもうろうとした状態で見つかり、別の部屋で見つかった両親は死亡しました。 猿之助さんは病院に搬送され、一時は入院していましたが、歩ける状態まで回復し、19日に退院しています。 司法解剖の結果、両親の死因は向精神薬を服用したことによる中毒死とみられることが分かっていますが、その後の捜査関係者への取材で、猿之助さんが「死んで生まれ変わろうと家族で話し合い、両親が睡眠薬を飲んだ」という趣旨の話をしていたことが分かりました。 自宅からは猿之助さんの遺書とみられるものも見つかっていて、警視庁は当時の状況を詳しく調べるとと
東京都目黒区の歌舞伎俳優、市川猿之助さん(47)宅で倒れているのが見つかった猿之助さんと両親の3人は、何らかの薬物を服用した可能性があることが19日、捜査関係者への取材で分かった。検視では死因は不詳とされた。警視庁は同日、猿之助さん宅の現場検証を実施。また、両親の司法解剖を行うなどして死因の特定を急ぐ。 捜査関係者によると、両親と猿之助さんは18日午前10時すぎ、訪ねてきたマネジャーらに倒れているところを発見された。両親は2階のリビングで、並んだ状態だった。いずれもパジャマ姿で、首から下には布団が掛けられていたという。 発見された際に、母親(75)は死後硬直が始まっていたといい、死後一定の時間が経過していたとみられる。父親の市川段四郎さん(76)は搬送先の病院で死亡。いずれも吐いたような痕が確認されたほか、口の中の状況から何らかの薬物を服用した可能性があるという。 猿之助さんは半地下の自室
歌舞伎の名門「澤瀉屋」を率いる市川猿之助(47才)の浮世離れしたハラスメント体質が浮かび上がった。歌舞伎界でもトップレベルの人気を誇る猿之助だが、劇場関係者はこう証言する。 「猿之助さんの舞台に立った経験を持つある役者は、猿之助さんとの“関係性”にかなり苦悩していました。たとえば、地方興行などの際、頻繁に猿之助さんのホテルの部屋に誘われ、お酒につきあわされていた。そればかりか“隣に寝なさい”と指示され、横になると布団の中に潜り込んできて、キスをされたり、身体を弄ばれたりと過剰な性的スキンシップをされるというのです」(劇場関係者) こういった証言は後を絶たず、ある澤瀉屋関係者はこう告白する。 「猿之助さんは陽気でチャーミングで洒脱で、“いいお兄さんキャラ”なのはその通りです。ただ、夜にお酒を飲んだ後、2人きりになるのが怖いんです。私の場合はタクシーで手をつなぐのは当たり前で、キスをされたり、
18日午前、歌舞伎俳優の市川猿之助さんと両親のあわせて3人が、東京・目黒区の自宅で倒れているのが見つかり、父親の市川段四郎さんと母親が死亡しました。猿之助さんは病院への搬送時に意識があり、自宅から遺書とみられるメモが見つかったということで、警視庁は詳しい状況を調べるとともに、両親の死亡の経緯について事情を聴くことにしています。 警視庁によりますと18日午前10時すぎ、歌舞伎俳優の市川猿之助さん(47)が、東京・目黒区の自宅の地下の部屋で、意識がもうろうとした状態で倒れているのを、昼から開演する舞台で迎えに来たマネージャーが発見し、消防に通報しました。 救急隊員が駆けつけたところ、猿之助さんのほか、2階のリビングに父親の市川段四郎さん(76)と75歳の母親が倒れているのが見つかったということです。 警視庁によりますと、段四郎さんは搬送先の病院で、母親はその場で、それぞれ死亡が確認されたという
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