「餃子の王将」を展開する会社が、特定の企業グループにこれまで200億円以上の資金を流出させていたことが29日明らかになりましたが、きっかけは27年前、店舗の火災で死亡した遺族への補償交渉でした。 「王将フードサービス」の元社長・大東隆行さん(当時72)射殺事件をめぐり会社が設置した第三者委員会は、特定の人物A氏が関係する企業グループにこれまで約200億円の資金が流出し、170億円が回収されていないと発表しました。 報告書によりますと、1989年王将の店舗で起きた火災で遺族との補償交渉を創業者の知人・A氏が担当し、この際に王将が1億円を支払っていました。 これをきっかけに、企業グループとビルや土地の購入などの不適切な取引が続いたということです。 「なぜそういう状況にかかわらず関係が切れないかというと、トップダウンで言われたときそれ以外を考えない企業文化があったのか…」(第三者委の会見
「餃子の王将」を展開する王将フードサービス(京都市)が、過去に不適切な不動産取引や貸付行為により10年間で約260億円を社外に流出させ、うち約170億円が回収不能になっていたことが29日分かった。王将が設置した第三者委員会(委員長=大仲土和弁護士)が明らかにした。流出相手との取引は平成25年12月に大東隆行前社長が射殺された後も現在まで続いており、第三者委は現経営陣の問題認識の甘さを批判し、関係解消を求めた。 回収不能170億円、亡き社長が清算…したはずの契約、今も 第三者委が同日公表した調査報告書によると、王将は7~17年、特定の企業グループとの間で不明朗な不動産売買や資金貸し付けを繰り返し262億円が流出。うち176億円が回収不能になった。大東前社長が一連の取引を清算し、25年11月に社内報告書が作成されたが、取締役会で十分な議論がなされず、現在も同グループとの間で電話の保守契約を継続
ドイツのフォルクスワーゲンがディーゼル車に不正なソフトウエアを搭載していた問題で、ドイツの通信社は、フォルクスワーゲン本社のエンジンの開発部門が2005年から2006年にかけて不正ソフトの搭載を決定したと伝えました。 ドイツのDPA通信は28日、ドイツの自動車メーカーの関係者の話として、ドイツ北部ウォルフスブルクにあるフォルクスワーゲン本社のエンジンの開発部門が、2005年から2006年にかけてディーゼル車への不正ソフトの搭載を決定したと伝えました。 フォルクスワーゲンは当時、苦戦していたアメリカ市場での販売を伸ばすため、価格を低く抑えながらアメリカの厳しい排ガス基準を満たすディーゼル車の開発を迫られていて、排ガスの浄化装置の設置はコストがかかりすぎることから不正ソフトの使用を決めたということです。 今回の不正の責任を取って会長を辞任したウィンターコルン氏が2007年に会長に就任する以前か
大韓航空を経営する韓進(ハンジン)グループ会長の長女で副社長のチョ(趙)・ヒョナ氏が飛行機のファーストクラスで行った「強権発動」が物議を醸している。ハフィントンポスト韓国版に掲載された韓国紙「ハンギョレ」の記事を紹介する。 12月5日0時50分、ニューヨークを出発して韓国に向かう大韓航空KE086便が滑走路に移動中、10分後に突然止まった。飛行機はバックしてゲートに戻り、一人を降ろした。降りたのは乗務員のユニホームを着たチーフパーサーだった。チーフパーサーを置いた飛行機は離陸して6日未明、韓国に到着したが、乗客約400人への客室サービスと安全を担当するチーフパーサーはいなかった。乗客らの話を総合すると、この事件は出張でファーストクラスに乗っていたチョ(趙)・ヒョナ大韓航空副社長(40・写真)の指示によるものだった。 あるキャビンアテンダント(CA)が他のファーストクラスの乗客と同様、趙副社
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く