バルト海で、米駆逐艦ドナルド・クックに異常接近し、超低空で飛行するロシアのスホイ24型戦闘機(2016年4月12日撮影)。(c)AFP/US NAVY 6th FLEET 【4月14日 AFP】(更新)米欧州軍(EUCOM)は13日、バルト海(Baltic Sea)の公海上で今週、ロシアのスホイ24(SU-24)型戦闘機が米駆逐艦ドナルド・クック(USS Donald Cook)への異常接近を繰り返したと発表した。 ロシア機が異常接近を始めたのは11日。翌12日には、米艦の上空わずか9メートルにまで接近し、「攻撃を模倣」するように飛行したと、EUCOMは声明で述べている。 EUCOMは、米艦に異常接近し飛行するロシア機の映像を公開。その中で、ある船員は「艦橋の下を飛んでいる」と語っており、ロシア機が米艦の最も高い部分より下を飛んでいたことが示唆されている。 匿名で取材に応じた米国防当局高官