米首都ワシントン(Washington D.C.)の国防総省に掲げられた空軍省の紋章(2009年2月24日撮影)。(c)AFP/Paul J. Richards 【1月16日 AFP】米モンタナ(Montana)州のマルムストローム空軍基地(Malmstrom Air Force Base)で核ミサイル発射の任務を負う将校34人が、熟練度試験で不正を働いたとして停職処分を科されたことが、米空軍指導部の15日の発表で分かった。 同国の核部隊は、先週にも将校の違法薬物所持疑惑が明るみに出るなど、数々の不祥事に見舞われている。 デボラ・リー・ジェームズ(Deborah Lee James)米空軍長官は記者会見で「今回の試験に関して、不正が行われた」と発表。「一部の将校が不正を行った。不正について知っていたとみられる他の将校は、何の対処も取らなかったか、少なくとも不正を止めさせたり報告したりという