35万人以上の犠牲者を出した7年以上におよぶ内戦を経て、シリアのバシャール・アル・アサド大統領は反体制派に勝利しようとしている。
シリアの首都ダマスカス近郊の東グータ地区の反体制派が支配する最後の町ドゥマで、政府軍の攻撃再開後に立ち上る煙(2018年4月7日撮影)。(c)AFP PHOTO / STRINGER 【4月12日 AFP】シリアのバッシャール・アサド(Bashar al-Assad)政権が7日、首都ダマスカス近郊の東グータ(Eastern Ghouta)地区ドゥマ(Douma)で化学兵器を使用したとの疑惑について専門家らは、同市郊外で包囲された反体制派側の最後の地区を奪還するために、政権側が最終戦術として用いた可能性があるとみている。 東グータの反体制派最後の拠点となっているドゥマへの化学兵器使用が疑われる攻撃について、救助・医療関係者らは、少なくとも40人が死亡し、数百人が化学物質への暴露と一致する症状を呈していることを明らかにしている。 ドゥマへの攻撃で国際社会は激怒。米国は軍事的な対抗措置の可能性を
仏パリで、シリアでの化学兵器使用疑惑に抗議する人々(2017年4月6日撮影)。(c)AFP/Lionel BONAVENTURE 【6月30日 AFP】シリアの反体制派支配地域で今年4月に化学兵器が使用されたとみられる問題で、国連(UN)の化学兵器禁止機関(OPCW)の事実調査団(FFM)は、使われたのはサリンだったと結論づけた。29日にAFPが入手した機密報告書で明らかになった。調査結果は今後国連とOPCWの合同パネルが検討を加え、攻撃を実行したのがシリア政府軍だったのかどうかを見極める方針だ。 攻撃はシリア北西部イドリブ(Idlib)県にある町ハンシャイフン(Khan Sheikhun)で4月4日にあり、少なくとも87人が死亡した。死者の多くは子どもだった。米仏英はバッシャール・アサド(Bashar al-Assad)政権軍が行ったと非難していた。 AFPが一部を入手した報告書には「F
米軍の巡航ミサイルによる攻撃を受けた後のシリア中部のシャイラト空軍基地。ロシア国防省のウェブサイトより(2017年4月8日撮影、資料写真)。(c)AFP/RUSSIAN DEFENCE MINISTRY 【6月28日 AFP】米国防総省のジェフ・デービス(Jeff Davis)報道官は27日、シリアのバッシャール・アサド(Bashar al-Assad)政権が化学兵器を使ったとみられている今年4月の攻撃の拠点となったシリア中部のシャイラト(Shayrat)空軍基地で「化学兵器使用を準備していることを示す活動がみられた」と発表した。 ホワイトハウス(White House)は26日、アサド政権が反体制派の支配地域に対して行った4月4日の化学兵器攻撃の前と同様の活動がみられると指摘し、アサド政権が化学兵器を使用すれば「罪のない子供を含め、大量の民間人が殺害される結果になる可能性が高い」ため、「
米ジョンズ・ホプキンス大のシンクタンク「米韓研究所」が運営する北朝鮮分析サイト「38ノース」は18日までにまとめた報告書で、北朝鮮にある核兵器開発の関連施設が最大で150カ所、研究開発や核兵器製造・実験に携わる人員数が「9千~1万5千人」に及ぶとの試算を明らかにした。過去に核実験が行われた北東部の豊渓里(プンゲリ)以外に実験候補地が多数あり、新たな場所で実験準備が進められても、察知は困難との見解を示している。 施設や人員数は、韓国国内の分析や北朝鮮当局者の過去の発言などを総合して推定。人員については、朝鮮人民軍で核兵器配備・運用を担う部隊の要員は含まれていないという。 北朝鮮は豊渓里でこれまで核実験を5回実施した。報告書は、北部に広がる山間地帯に隔絶された鉱山が多数あるとも指摘。金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が望めば、将来、こうした鉱山跡などの候補地で核実験が可能で、「核実
James S. Brady Briefing Room 12:10 P.M. EDT SENIOR ADMINISTRATION OFFICIAL: This briefing today is about a declassified -- or it's a summary based on declassified information about the attacks on the 4th of April. So this is on background only. Attribution is senior White House official, and it will be embargoed until the end of the brief. And I'll have each of my colleagues come up here and
【ワシントン】複数のホワイトハウス高官は11日、シリアによる化学兵器使用が疑われる先週の攻撃について、ロシアがその隠ぺいを図り「偽情報キャンペーン」を展開しているとの見方を示した。さらに、米国はシリアが国際的に使用禁止されているサリンガスを用いたとの結論に達したと述べた。
【ワシントン高本耕太】米国家安全保障会議(NSC)は11日、今月4日にシリア北部で行われた化学兵器を使用したとされる空爆に関する報告書を発表した。通信情報や衛星写真などの地理情報、被害者から採取した物理的証拠などから「シリア政府軍によってサリンが使用された」と断定。シリアやシリアを支援するロシアが、化学兵器使用を隠蔽(いんぺい)する「情報操作を行っている」と指摘した。 報告書は、機密指定を解除された米軍などが収集した情報や報道、ソーシャルメディア上の情報などを総合。化学兵器が使用された北部イドリブ県ハンシャイフン上空に「兵器投下の20分前にシリア空軍機が飛来し、被害が報告された直後に現場を離れた」と説明した。さらに、空軍機が飛び立ったシャイラット空軍基地に「3月末からシリアの化学兵器担当者らが詰め、攻撃を準備していた」と指摘した。
米駆逐艦ポーターが地中海から行ったシリアへのミサイル攻撃。米海軍提供(2017年4月7日撮影)。(c)AFP/US NAVY/Mass Communication Specialist 3rd Class Ford Williams 【4月11日 AFP】ジェームズ・マティス(James Mattis)米国防長官は10日、化学兵器使用への対抗措置として米国が行ったシリア空軍基地に対するミサイル攻撃で、バッシャール・アサド(Bashar al-Assad)政権軍が保有する可動機の5分の1を破壊したと発表した。 マティス長官は声明で、「国防総省の推定によると、今回の攻撃は燃料・弾薬庫と防空能力、および可動機の20%の損壊または破壊につながった」と発表。 さらに、「シリア政府はシャイラト(Shayrat)空軍基地における航空機の燃料補給や兵器補充能力を失っており、現時点で滑走路の使用は軍事上無益
中東を研究していて、本当に嫌になるのは、中東では政治が人間の邪悪さの競い合いになり、人間の弱さを、あらゆる意味で、無限に創造的な方法で、突くことが、最も有効な手法になることを目撃させられることだ。 「アレッポを陥落させて、米国もアサド政権容認に傾いていた時に化学兵器を使う必要はない」といった論評が聞かれる。アサド政権側も一斉にそう行った論理を用いて述べ立てる。しかし中東の政治の現実を、上辺ではなく、社会の人間関係から見ていれば、実際にはそういった論理では動いていないことがわかる。実際は、米国が容認姿勢に傾いたからこそ、ここで化学兵器を使ってみせ、それでも米国が黙認することを反体制派に見せつけることで、どれだけ残虐な行為をアサド政権が行っても、もはやどこからも助けが来ないと思い知らせ、戦意を挫けさせる。たとえ米国が軍事行動に出たとしても、アサド政権を倒すほどの規模は考えられず、その後は「被害
政治と経済 'I add my voice to those calling on Russia to urgently release Savchenko' - Mogherini - uatoday.tv
政治と経済 『'I add my voice to those calling on Russia to urgently release Savchenko' - Mogherini - uatoday.tv』へのコメント
19:20 Putin says troops build-up near Ukraine borders was part of "exercises" 19:00 Volodymyr Zelensky tells Boris Johnson Nord Stream 2 commissioning by Russia "unacceptable" 18:20 Zelensky asks U.S. for clarity on NATO MAP – media 16:20 U.S. financial institutions prohibited to buy Russian bonds 15:40 Education minister: Best lecturers at President's University in Ukraine to be paid at least US$
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