【リマ=外山尚之】ボルトン米大統領補佐官(国家安全保障担当)は6日「米国は不法な(ベネズエラの)マドゥロ政権への支援を続ける人々を制裁対象とする」と述べ、同政権と商取引を続ける国や企業に制裁を科すと予告した。トランプ米大統領は5日、米国内にあるベネズエラ政府の全資産を凍結する大統領令に署名している。マドゥロ政権への包囲網を強化し、退陣につなげる狙いだ。ボルトン氏は6日にペルー・リマで開催された
【リマ=外山尚之】ボルトン米大統領補佐官(国家安全保障担当)は6日「米国は不法な(ベネズエラの)マドゥロ政権への支援を続ける人々を制裁対象とする」と述べ、同政権と商取引を続ける国や企業に制裁を科すと予告した。トランプ米大統領は5日、米国内にあるベネズエラ政府の全資産を凍結する大統領令に署名している。マドゥロ政権への包囲網を強化し、退陣につなげる狙いだ。ボルトン氏は6日にペルー・リマで開催された
北朝鮮は、米朝会談の精神を一部の米政府高官が守らないと批判した/STR/AFP/AFP/Getty Images (CNN) 北朝鮮外務省は9日、一部の米政府高官が、6月に行われた米朝首脳会談の精神を尊重していないとして非難する声明を発表した。 声明の中で北朝鮮は、自らについては「実質的な非核化の措置を取り、核実験やICBM(大陸間弾道ミサイル)発射実験を中止している」と述べ、朝鮮戦争当時の米兵の遺骨を返還するなど「寛大な措置」も講じていると主張。これに対して「米国は、国際制裁と(北朝鮮に対する)圧力を扇動することによって、我々の期待に応じた」と批判した。 ただし声明では、トランプ大統領に非難の矛先を向けることはせず、「米政府の一部高官」が大統領の意向に反しているとした。 今回の声明は米国を意識したものと思われ、朝鮮中央通信が伝えただけではなく、米ニューヨークの国連本部でも北朝鮮の代表部が
---------- 世界を翻弄する北朝鮮。やはり金正恩第一書記は知略に長けた指導者なのか。国連安全保障理事会・北朝鮮制裁委員会の専門家パネル委員を務め、『北朝鮮 核の資金源』を著した古川勝久氏が金正恩氏の狙いと実力を分析する。 ---------- 2018年4月25~28日、北朝鮮の金正恩労働党委員長は、初の国際外交の舞台として、夫人とともに中国を電撃訪問して、世界を驚かせた。年初からほぼ毎週、北朝鮮の動向が世界のメディアを賑わしている。 昨年まで北朝鮮は核実験や弾道ミサイル発射試験を繰り返し、朝鮮半島の軍事的緊張が高まったが、平昌オリンピックへの参加を機に、一気に融和ムードへ転換を図っている。 軍事的緊張をテコに外交的妥結を図る、北朝鮮の「瀬戸際外交戦略」は今も健在だ。 米国へのアプローチもよく計算されているといわざるをえない。 2017年、北朝鮮は米国務省と水面下で協議を続けていた
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