中国で拘束されたカナダ外務省を休職中のマイケル・コブリグ氏と同時に拘束された2人目のカナダ人が、北朝鮮との交流事業に関わるマイケル・スパバ氏であることが13日に明らかになった。その後も、19日に3人目のカナダ人の拘束をカナダ政府が発表するなどカナダ人の拘束が続いている。 「金正恩の友人マイケル・スパバ氏がスパイ容疑で拘束」との一報は、滞在していたタイの英語ニュースで知り耳を疑った。 拘束されたのは中朝国境の丹東でスパイ容疑とはっきりと伝えていた。 記者は、スパバ氏と2度会ったことがある。1度目は、2016年北朝鮮。2度目は、本サイトでもお伝えした2017年4月、都内で開催されたセミナーでだ(参照:朝鮮半島情勢が緊迫を増す中「金正恩党委員長と直接会えるカナダ人」が都内で講演会)。このときにはセミナー後に懇親会があり話も聞かせてもらっている。面識ある人間がスパイ容疑で拘束されるのはショックであ
【ニューヨーク=上塚真由】カナダの公共放送CBC(電子版)は21日までに、北朝鮮による洋上での密輸取引「瀬取り」を防ぐため警戒監視活動を行っていたカナダの偵察機が、中国空軍機から飛行妨害を受けていたと報じた。カナダ軍のジョナサン・バンス参謀総長がCBCのインタビューで明らかにした。 バンス氏によると、飛行妨害は10月に朝鮮半島近くの公海上で発生。カナダの哨戒機「CP140」が北朝鮮の貨物船やタンカーを監視していたところ、中国空軍機が接近し、進路を妨害。この際に、「不適切な無線交信や、不当な挑発を受けた」としている。 中国空軍機は直接的な危害を加えることはなく、カナダの偵察機に被害はなかった。バンス氏は、警戒監視活動を行う日本、オーストラリア、ニュージーランドも中国から同様の迷惑行為を受けていると明らかにした。 CBCがカナダ国防省に確認したところ、カナダは10月に警戒監視活動を12回実施。
中国当局による拘束が確認されたカナダ人の事業家マイケル・スパバ氏は、中朝国境地域の丹東で「白頭文化交流社」などを経営し、北朝鮮も頻繁に訪れていた。米プロバスケットボールの元スター選手デニス・ロッドマン氏の訪朝を仲介し、金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長にも面会している。 複数の北朝鮮関係筋によれば、米プロバスケットボールの大ファンだった正恩氏は当初、マイケル・ジョーダン氏の訪朝を望んだが断られた。スパバ氏の仲介でロッドマン氏が2013年から、たびたび訪朝するようになったという。 スパバ氏の知人らによると、ロッドマン氏とともに、北朝鮮の日本海側、江原道元山(カンウォンドウォンサン)にある正恩氏の専用別荘に招かれたことがあった。一緒に水上バイクに乗った後、別荘で食事を楽しんだ。正恩氏のほか、妻の李雪主(リソルチュ)氏と「ジュエ」という娘、実兄の金正哲(キムジョンチョル)氏、今年1月に訪韓
お久しぶりです。安宿緑です。 先月から北朝鮮情勢が激動していますが、あえて趣を変え、今回は金正恩朝鮮労働党委員長の友人でカナダ人の、マイケル・スパーヴァ氏を紹介したいと思います。 マイケル氏は現在、中国の吉林省延吉在住にして、北朝鮮専門コンサルティング会社「Paektu Cultural Exchange」(http://paektuculturalexchange.org/)を運営しています。生まれも育ちもカナダの彼、なぜにチョソンクラスタ・カナダ代表になってしまったのでしょうか? 「初めて訪朝したのは2001年5月だったんだけど、そこで朝鮮人のファンになったんだ。親切で勤勉で、すっかり魅了されてしまったんだよ」 マイケル氏は05年、カナダの国際機関を通じて、朝鮮コンピューターセンターに就職することに成功。半年間、念願の北朝鮮暮らしを満喫しました。その後、韓国にも6年住んだ後、11年に北
ソウル(CNN) 北朝鮮の核問題をめぐりカナダ西部バンクーバーで開かれている関係国の外相会合で、日米両国は16日、平昌(ピョンチャン)五輪参加に向けて韓国と協議を進める北朝鮮に対して警戒感を示した。 河野太郎外相は会合で、国際社会は北朝鮮の狙いを見極める必要があると強調。「北朝鮮は核・ミサイル計画を続けるための時間稼ぎを意図している」との見方を示し、北朝鮮に対する圧力を緩めるべきではないと主張した。 米国のティラーソン国務長官も、北朝鮮が「非核化への決定的な一歩」を踏み出すまでは圧力をかけ続けるとの方針を示した。 韓国と北朝鮮は17日、南北軍事境界線に近い板門店で3度目の協議を開き、北朝鮮がどのような形で五輪に参加するかについて具体的な案を詰めた。20日には国際オリンピック委員会(IOC)との話し合いも予定されている。 この日の協議が始まった後に韓国統一省から届いたメールによると、北朝鮮は
カナダを訪れている河野外務大臣は、記者団に対し、北朝鮮問題をめぐる関係国の外相会合について、圧力を最大限まで高めていくことで参加国が一致したのは非常に有意義だったとしたうえで、「対話ムードや融和ムードは一切無かった」と強調しました。 そして、会合では、国連安保理決議の完全な履行に向けて、北朝鮮関連の船舶が関係する海上での違法な取り引きに対する日本の取り組みを説明し、北朝鮮による制裁回避の動きが巧妙になっているとして、さらに対策を強化していくことで一致したと明らかにしました。 そのうえで河野大臣は「会合で、対話ムードや融和ムードは、一切無かった。認識のずれも無かった」と強調するとともに、会合に参加していない中国とロシアにも議論の内容は、直ちに伝えられるとして、中国やロシアとも連携し、朝鮮半島の非核化に向けた取り組みを推進していく考えを示しました。
米国の軍事行動などに伴う朝鮮半島有事にあたり各国が自国民を避難させる非戦闘員退避活動(NEO)について、韓国政府が米国以外とは各国軍の活動に関する協議を拒否していることが15日、分かった。このため日本政府は、自衛隊の航空機と艦艇の活用に向け、カナダやオーストラリアなど有志連合で韓国政府と協議する検討に入った。協議の枠組みとしてティラーソン米国務長官が提案した国連軍派遣国会合を有志連合会合に改編することも視野に入れる。 NEOでの自衛隊の活用には韓国政府の同意が必要だが、韓国では自衛隊に抵抗感が強い。そのため日本政府は米国やカナダなどを中心とした有志連合の一角として、各国軍と連携した形で自衛隊を派遣することを検討している。 NEOについて、韓国政府は米国との協議を受け入れている。一方、複数の日本政府高官によると、自衛隊の活動に関する日本との協議を拒んでいるほか、カナダやオーストラリアなどとの
■政府、枠組み検討 政府が、米国の軍事行動などに伴う朝鮮半島有事にあたり在韓邦人を避難させる非戦闘員退避活動(NEO)について、米国やオーストラリア、カナダを中心とした有志連合による枠組みでの対処を検討していることが24日、分かった。邦人退避に自衛隊機を活用するには韓国政府の同意が必要で、韓国で抵抗感の強い自衛隊を有志連合の一角と位置づける方が同意を得やすいと判断している。 ◇ 各国の退避活動で日本が主要な中継地点になることを念頭に、政府は米国とともに有志連合構築を主導する。軍事作戦とは切り離した有志連合の正当性を印象づけるため、退避活動という人道的措置に関する国連決議の採択を求めることも視野に入れている。 韓国国内には仕事などを理由とする長期滞在の日本人が約3万8千人、観光などが目的の短期滞在が約1万9千人で計約5万7千人いる。米国人は20万人以上で、オーストラリア人やカナダ人も多いとさ
Sven Jurschewsky is a retired Canadian Foreign Service officer who has specialised in security and nuclear arms control. In 1994, just five years after the fall of the Berlin Wall, the United States and the Democratic People’s Republic of Korea (DPRK) signed the Agreed Framework, which was aiming to suspend the latter’s nuclear programme, Although the agreement eventually failed, US policy became
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