(CNN) 北朝鮮の核実験を受け、国連安全保障理事会は4日、緊急会合を開いた。米国のヘイリー国連大使は北朝鮮が「戦争を渇望」しているとの見方を示し、安保理としてできる限り強力な制裁を科すべきだと主張した。 ヘイリー氏は発言の冒頭で、この20年余りに安保理が採択した対北朝鮮決議を全て列挙。それでも北朝鮮の核開発を止めることはできなかったと指摘し、6回目の核実験は国連が「中途半端」な対応を続けるわけにはいかないことを明確に示していると述べた。 そのうえで「米国は決して戦争を望んではいないが、忍耐にも限界がある。我々は同盟国と自国の領土を守る」と宣言した。 同氏が会合の最後に語ったところによると、米国は近く各国に新たな決議案を提示し、来週の採決を目指す構えだ。 決議案の詳細は不明だが、韓国の趙兌烈(チョテヨル)国連大使は会合で、北朝鮮が本気で対話に応じざるを得なくなるよう強力な制裁を科す必要があ