(CNN) ドイツの情報機関、連邦憲法擁護庁のマーセン長官は、北朝鮮が在ベルリン大使館を通じて核兵器開発に関する技術を入手していたとの見方を明らかにした。 マーセン長官はCNN系列局のARDに対し、「我々は、兵器調達があそこ(在ベルリン北朝鮮大使館)から行われていたと断定した。我々の見方では、狙いはミサイル開発や、一部は核開発にあった」と語った。 ARDは北朝鮮のミサイル開発についてのドキュメンタリー番組を5日に放送予定。放送前のプレスリリースの中でマーセン長官は「発見すれば阻止するが、常に防止できるという保証はない」と述べている。 マーセン長官によると、北朝鮮は密売人や海外の闇市場を通じて入手した兵器の部品を、ドイツで購入していたと思われる。調達していたのは、民生用にも軍事用にも利用可能な両用部品が多数を占めていた。 ドキュメンタリー番組によると、ドイツ当局は、調達した部品が2016年か