東京(CNN) 北朝鮮の朝鮮中央通信(KCNA)は13日、米国による「無謀な動き」があれば北朝鮮政府は行動を取らざるを得なくなると警告し、米領グアム周辺に向けてミサイルを発射する可能性を改めて報じた。 KCNAは外務省米国研究所の研究員の話として、「われわれは既に幾度か、米領グアム周辺の海域へのミサイル発射を含む自衛のための対抗措置を取ると警告してきた」と伝えた。 研究員はそのうえで「米国の軍事行動は、米国を炎で抑え付けなければならないとの我々の決意を固めさせ、最も強硬な対抗措置を取るための『引き金』に我々の手を近づけさせている」と続けた。 トランプ米大統領は8月、北朝鮮が小型核弾頭を生産したとの米情報機関の評価を受け、北朝鮮政権は「世界が見たこともないような炎と怒りに直面」することになると警告。これに対し北朝鮮は、グアム周辺を標的にする計画を検討していると明らかにしていた。 KCNAは米
北朝鮮の国営メディアは、キム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長が「新たに製造したICBM=大陸間弾道ミサイルに搭載する水爆を視察した」と伝え、弾道ミサイルに搭載するために核兵器の小型化が進んでいるとアピールし、アメリカをけん制する狙いがあると見られます。 それによりますと、キム委員長は研究所で「新たに製造したICBM=大陸間弾道ミサイルに搭載する水爆を視察した」としています。写真には、北朝鮮がICBMだとする「火星14型」の核弾頭という朝鮮語と、弾頭の断面図が描かれたパネルを背にキム委員長が図と同じ形状の銀色の物体を見ている様子が写されています。国営メディアは「核弾頭としての水爆の技術的性能を最先端の水準で更新した」と伝えていて、キム委員長は「水爆の構成要素が100%国産化され、われわれは今後、強力な核兵器を思いどおりに生産できるようになった」と述べたということです。 北朝鮮としては弾
北朝鮮の国営メディアは、日本政府がアメリカの地上配備型の迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」を導入する方針を示していることを非難し、「日本は先鋭化した地域情勢をあおっていると、危機に陥りかねない」として、アメリカとの連携を強化する日本をけん制しました。 そして「弾道ミサイルはわが国を核で威嚇するアメリカを狙ったもので、アメリカの敵視政策に積極的に同調しない限り、われわれの戦略兵器を恐れることはない」と主張しました。 また、先月行われた航空自衛隊によるアメリカ軍のB1爆撃機との共同訓練などに触れ「日本は先鋭化した地域情勢をあおっていると、危機に陥りかねない。日本列島は朝鮮半島と決して遠く離れていない」として、アメリカとの連携を強化する日本をけん制しました。
北朝鮮平壌近郊で発射台から離れる北朝鮮の中距離弾道ミサイル「火星12」とされる写真。朝鮮中央通信提供(2017年8月29日撮影、30日公開)。(c)AFP/KCNA VIA KNS 【8月31日 AFP】日本上空を通過する弾道ミサイルを29日に発射した北朝鮮は30日夜、日本政府に対し、米国に味方することは「差し迫った自滅」だと警告した。 国営の朝鮮中央通信(KCNA)が伝えた声明は、「日本は今、朝鮮民主主義人民共和国(DPRK)に戦争を仕掛けようとする主人(米国)の動きを支持し、腕まくりをして出てきた」と非難。日米の「軍事的結合」は朝鮮半島(Korean Peninsula)への「深刻な脅威」になると主張した。 その上で、日本は「自滅に向かって加速していることに気付いていない」と指摘し、29日に発射したミサイルが上空を通過した北海道に展開する米軍に特に言及。北朝鮮の「最も強力な報復」には、
北朝鮮の国営メディアは海軍の記念日の28日、SLBM=潜水艦発射弾道ミサイルの開発をキム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長の業績としてアピールするとともに「アメリカが戦争の暗雲をもたらすならば水中に葬り去る」としてトランプ政権への対決姿勢を示しました。 この中で、去年4月のSLBM=潜水艦発射弾道ミサイルの発射実験でキム・ジョンウン朝鮮労働党委員長が「これでいつでも敵の脳天にやいばを突き刺すことができるようになった」と述べたことを紹介し、SLBMの開発をキム委員長の業績としてたたえました。 そして「万一、アメリカが戦争の暗雲をもたらすならアメリカ海軍の歴史に屈辱の1ページを記し、悪の総本山であるアメリカを水中に葬り去る」としてトランプ政権への対決姿勢を示しました。 北朝鮮はおととし5月、SLBM=潜水艦発射弾道ミサイル「北極星」の水中からの発射実験を初めて行って以降、発射を繰り返して性
北朝鮮は、国連の安全保障理事会で新たな制裁決議が採択されたことを受けて、政府声明を発表し「断固たる報復で対処し、正義の行動に移るだろう」として、新たな軍事的な挑発の可能性を示唆して核・ミサイル開発を加速させる姿勢を強調しました。 これを受けて北朝鮮は7日、国営メディアを通じて政府声明を発表して制裁決議の採択に初めて反応し「アメリカと敵対勢力が仕立て上げた制裁決議は、わが国の自主権に対する侵害だ」と非難し、「アメリカがあらゆる分野で挑発してきた以上、断固たる報復で対処し、全面的に排撃する」と強く反発しました。 そして「アメリカが制裁決議を仕立て上げた以上、われわれは正義の行動に移るだろう。アメリカが軽挙妄動をするならば、われわれは最後の手段も辞さない」として、新たな軍事的な挑発の可能性を示唆して核・ミサイル開発を加速させる姿勢を強調しました。 また、制裁決議が全会一致で採択されたことを受けて
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