1月17日、関係筋2人が明らかにしたところによると、ベトナム政府は、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の公式訪問に向けた準備を進めている。一方で、ベトナム政府の当局者および2人の外交筋は、同国が2回目となる米朝首脳会談の開催地となることに意欲を示していると述べた。写真は2018年6月にシンガポールで初の米朝首脳会談に臨んだトランプ大統領(右)と金正恩朝鮮労働党委員長(2019年 ロイター/Jonathan Ernst/File Photo) [ハノイ 17日 ロイター] - 関係筋2人によると、ベトナム政府は、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の公式訪問に向けた準備を進めている。一方で、ベトナム政府の当局者および2人の外交筋は、同国が2回目となる米朝首脳会談の開催地となることに意欲を示していると述べた。 事情に詳しい関係筋は、金委員長が2月4─8日の旧正月の後にベトナムを公式訪問する予定だと述べた
昨年3月まで米国務省の北朝鮮担当特別代表を務めたジョセフ・ユン氏が来日し、毎日新聞のインタビューに応じた。トランプ米大統領と金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長による2回目の米朝首脳会談について「北朝鮮の非核化のプロセスで具体的な合意がなければ成功とは言えない」と述べた上で「前もって合意事項の実効性を担保できるかが鍵になる」として、ワシントンで18日に開かれるとみられる金英哲(キム・ヨンチョル)同党副委員長とポンペオ米国務長官の会談など事前協議の重要性を強調した。 ユン氏はオバマ前政権時代の2016年10月、特別代表に就任。就任1年目のトランプ氏が北朝鮮への強硬姿勢を加速させる中、路線対立などが原因で辞任した。
「張本人」だったリチャード・ニクソン第37代大統領が没してから今年は21年目にあたる。すでに忘却の彼方に去った感すらするニクソンが再びスポットライトを浴びている。 ここ数年、ニクソンが在任中に行ってきた内政、外交に関する国家安全保障会議(NSC)、国務、国防両省、連邦捜査局(FBI)、米中央情報局(CIA)、米軍統合参謀本部などの極秘文書や新たな録音テープが次々と解禁された。 その膨大な「埋もれていた機密文書」を2人のベテラン・ジャーナリストが徹底検証。その成果が出版されたからだ。 1人は「One Man Against the World: The Tragedy of Richard Nixon」(世界に歯向かった男:リチャード・ニクソンの悲劇)の著者、ティム・ワイナー。 ニューヨーク・タイムズの情報機関担当記者としてピューリッツアー賞を受賞、退社後はFBIの内幕を暴いた『Enemie
2014年の東アジアは軍事的にも経済的にも、大きな目で見れば安定した1年だった。先月北京で開かれたAPEC会議では安倍晋三首相と習近平・中国国家主席との間で会談が実現し、朴槿恵・韓国大統領とも短いながらも会話が生まれ、日本の外交に一定の期待を残した。 東アジア情勢は近い将来どう変わるのだろうか。本稿では今年の進展を元に、来年注目すべき点を幾つか挙げたい。特にここ数カ月の政治・経済両面での動きは地域の安定にどう影響を与えるのかという問題に着目したい。 軍事対立は東アジアで戦争を引き起こすか 安全保障の分野で最も大切な問題の1つに、戦争の可能性がある。とりわけここ数年の間で日本を取り巻く環境は厳しくなってきており、専門家の間でも尖閣地域での日中の軍事衝突の可能性とシナリオが分析されている。冷戦中にあったソ連からの脅威は低下したぶん、北朝鮮や中国を中心とする西からの脅威が顕著になった。 中国の軍
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