【ソウル共同】韓国国防省報道官は4日、米韓が韓国南部の星州に配備を決めた米軍の最新鋭迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」のXバンドレーダーが北朝鮮のミサイル発射を捕捉した場合、日本とその情報を共有できると表明した。 韓国政府はこれまで、星州のレーダーで得た情報を提供しても「(日本には)役に立たない」(韓民求国防相)として共有しないとしていたが、説明を転換した。 日米韓は2014年に北朝鮮の核・ミサイルに対処するため防衛機密情報を共有するとの覚書を結んでいる。報道官はこれを根拠に日本との情報共有が可能だと述べた。