【ソウル聯合ニュース】スウィフト米太平洋艦隊司令官は5日、聯合ニュースのインタビューに応じ、北朝鮮に対する軍事的な対応措置として、「原子力空母2隻の合同演習も選択肢になり得る」と述べ、朝鮮半島周辺海域に原子力空母2隻を展開する可能性があることを示唆した。 原子力空母2隻による合同演習は極めて強力な武力示威とされる。米軍は5月末~6月初め、朝鮮半島周辺の海域に原子力空母カール・ビンソンとロナルド・レーガンを展開させ、合同演習を行った。 原子力空母は中小国の空軍力に匹敵する約70~80機の航空機を搭載し、「動く海上軍事基地」ともいわれる。 スウィフト氏は米海軍のイージス艦や 空母打撃群などの展開にも触れ、「全てが選択肢になり得る」とし、さまざまな方策を検討していることを示した。 北朝鮮の挑発により、韓米同盟が揺らぎかねないとの指摘が出ていることについては、「正反対の結果が現れている」として、韓
【ソウル=桜井紀雄】韓国で保守層を中心に核武装論が台頭している。北朝鮮による大陸間弾道ミサイル(ICBM)完成が現実味を増す中、韓国が掲げてきた「朝鮮半島の非核化」が有名無実となる懸念からだ。訪米した宋永武(ソン・ヨンム)国防相が米国防長官らとの会談で、米軍の戦術核兵器の韓国への再配備に言及したことで波紋が広がっている。 「韓国の野党やメディアから戦術核兵器の再配備を求める声が出ている」 8月30日、宋氏が米国のマティス国防長官やマクマスター大統領補佐官(国家安全保障問題担当)との会談でこう述べたことが明らかになった。韓国国防次官は31日、国会で「具体的な協議はしておらず、米国も消極的だ」と釈明。文在寅(ムン・ジェイン)政権は、国内の雰囲気を伝えただけだと、発言が持つ意味の打ち消しに追われた。 1991年に朝鮮半島非核化を宣言し、在韓米軍が戦術核を全て撤去して以降、核再配備論は長年、タブー
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