北朝鮮問題の沈静化に専念する国際対処は急を要する。とりわけ影響力のあるロシアには、大局的な外交を望みたい。 ロシア極東のウラジオストクで、プーチン大統領、安倍首相、文在寅(ムンジェイン)韓国大統領が、相次いで2国間会談をした。 浮き彫りになったのは、北朝鮮への強い圧力を求める日韓と消極的なロシアの立場の差だ。プーチン氏は安倍氏との会談後、「外交的、政治的手段でしか解決できない」と述べた。 米国は国連の安保理で、石油禁輸や金正恩(キムジョンウン)氏の在外資産凍結を含む新たな決議案を示した。だが、ロシアと中国が反対し、紛糾が予想される。 いまはアジア太平洋の安定がもたらす各国共通の利益を考えるときだ。衝突の回避と朝鮮半島の非核化に向け、時間を浪費することなく各国が行動しなくてはならない。 北朝鮮は、自国への制裁強化に動いた中国に反発し、ロシアに接近している。折々の都合で中ロとの関係を北朝鮮が使
国際社会の強力な制裁にもかかわらず、北朝鮮はどのようにして大陸間弾道ミサイル(ICBM)級のミサイル発射に成功したのだろうか。 北朝鮮が猛スピードで弾道ミサイルの技術力を引き上げている核心的な背景として、専門家の間ではロシアと中国の水面下の支援が話題にのぼっているとワシントン・ポスト(WP)が8日(現地時間)、伝えた。ロシアの科学者からミサイルのデザインやノウハウの伝授を受け、中国企業がミサイル誘導システムに必要な電子装備などを北朝鮮当局に供給しているというのだ。 専門家は特にロシア側の貢献が大きいとみている。英国国際戦略研究所(IISS)のマイケル・エルマン上級研究員(ミサイル防衛分野)は、「ことし3月に北朝鮮が地上で出力テストをした新型ロケットエンジンは、冷戦末期にロシアが使用したものと非常に似ている」としながら「われわれが考えている以上に、北朝鮮が旧ソ連とのネットワークを構築して
北朝鮮メディアの「中国ネガティブキャンペーン」が目立つ。 今年3月に入ってから、朝鮮中央通信サイトで報道された中国に関する記事を調べたところ、次のようなネガティブなタイトルの記事が並んだ。 ?「中国で鳥インフルエンザ被害」「中国で自然災害」「中国でバス事故」「中国河北省で日照り」「中国での事故で人命被害」「中国チベット自治区で大雪」「中国雲南省で地震被害」「中国の深刻な大気汚染」(3月13日までの記事タイトルから一部抜粋) ?2015年に入ってから中国に関する記事は77件で、ほとんどが数行レベルの記事だった。このうち、「中朝親善」を伝える記事はわずかに3件。交流団体が花束を贈った程度の内容だった。 それ以外の記事は、「鳥インフルエンザ」からはじまって「デング熱」「ペスト」「事故」「大地震」「大気汚染」などを伝えるのみで、まるで中国が「とてつもなくアブない国」という伝え方だ。 人気記事:「女
【モスクワ=緒方賢一】第2次世界大戦後、旧ソ連が現在の北朝鮮に開いた「第53送還収容所」で死亡した日本人抑留者869人の名簿が、ロシアに残されていたことが分かった。 名簿には死因のほか、遺体の埋葬日、埋葬場所などが記されている。ソ連政府が作成した北朝鮮抑留死亡者名簿が明らかになるのは初めて。朝鮮半島での抑留の実態や死者の最期を知る貴重な手がかりとなりそうだ。 第53送還収容所は、ソ連が戦後、朝鮮半島北部の興南(現在の北朝鮮・咸興市興南地区)に設置、1947年4月にソ連領内のナホトカに移設された。死亡者名簿はソ連閣僚会議(政府)の送還業務全権代表部が作成し、ロシア連邦国立公文書館(モスクワ)が保管してきた。同公文書館はこのほど、46年11月20日から48年5月25日までの死亡者名簿や収容者の調書など167枚を、読売新聞に開示した。 A4判の紙にタイプ打ちされた名簿には、死亡者の氏名、出
19:20 Putin says troops build-up near Ukraine borders was part of "exercises" 19:00 Volodymyr Zelensky tells Boris Johnson Nord Stream 2 commissioning by Russia "unacceptable" 18:20 Zelensky asks U.S. for clarity on NATO MAP – media 16:20 U.S. financial institutions prohibited to buy Russian bonds 15:40 Education minister: Best lecturers at President's University in Ukraine to be paid at least US$
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く