9月5日、安倍晋三首相は中国の習近平国家主席と会談した。写真は杭州で4日撮影(2016年 ロイター/Damir Sagolj) [杭州 5日 ロイター] - 安倍晋三首相は5日、中国の習近平国家主席と会談し、東シナ海と南シナ海で活動を活発化させる中国に自制を求めた。両首脳は、空や海での偶発的な軍事衝突を回避するための連絡体制の早期運用に向けた協議を加速することでも一致した。 中国の杭州で開かれた20カ国・地域(G20)会合に出席した安倍首相は、5日夜に習主席と会談。その後の会見で、中国の海洋進出によって日本や東南アジア諸国との緊張が高まっていることについて「日本の立場を率直に、明確に伝えた」ことを明らかにした。中国公船の東シナ海での活動に遺憾の意を表明し、状況を改善するよう求めた。
自民党の二階幹事長は24日朝、中国の王毅外相と会談し、沖縄県の尖閣諸島周辺で、中国当局の船が領海侵入を繰り返していることについて、早期解決に向けて日中両国がさらに努力を重ねるべきだという考えを伝えました。 この中で王毅外相は、沖縄県の尖閣諸島周辺で中国当局の船が領海侵入を繰り返していることに触れ、「漁をする船団が集まって生じたことだ」と説明しました。これに対して、二階氏は「日本と中国の関係がすばらしいものになるよう期待している両国の国民のために、早く解決できるようにさらに努力しなくてはならない」と述べました。 また、北朝鮮が24日、弾道ミサイルを発射したことについて、二階氏が「中国は日本より北朝鮮に近い位置にあるのだから、しっかり対応してほしい」と求めましたが、王毅外相は「アメリカ軍と韓国軍による合同軍事演習が北朝鮮を刺激した面もある」と指摘しました。
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