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国際情勢が不確かであればこそ、日本が何をめざし、どこに向かうのか、政府の考え方を内外に明示する責任がある。 安倍首相が北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)・朝鮮労働党委員長との首脳会談について、条件をつけずに実現をめざす方針を表明した。 これまで首相は、拉致問題での一定の前進を会談の前提としてきた。それを無条件でというのは大きな転換である。 だが、その理由、戦略、今後の見通しとも、説得力ある説明は聞こえてこない。 首相は国会で真意を問われ、会談への決意を「より明確な形で述べた」と語った。日朝平壌宣言に基づき、拉致、核、ミサイルの問題を包括的に解決し、国交正常化を目指す方針に変わりはないとも述べた。 何も変わっていない、と言いたいのか。しかし、丁寧な説明もなしに態度を翻すのは、これまでも見てきた光景だ。 日朝関係の打開には、当然、対話が必要になる。それなのに「対話のための対話は意味がない」と、圧
国と地域の未来を考える冷静な思考を踏み外したというほかない。大統領はいま一度、熟考し、決定を覆すべきである。 韓国政府が、日本と軍事情報を教えあうために交わした協定の破棄を決めた。GSOMIA(ジーソミア)と呼ばれる取り決めで、きのう日本側に伝えた。 3年前に結んで以来、日韓は例えば、北朝鮮がミサイルを撃てば、それぞれが集めた情報をすぐ交換し、分析できた。 今回、その協定の維持は「国益に合わない」と判断したという。だが現実には、破棄こそが国益を損ねるのは明らかだ。 文在寅(ムンジェイン)大統領は北朝鮮との融和をめざしている。その平和的な努力は評価できるが、希望と現実を混同してはならない。南北間や米朝間の首脳対話が実現しても、北朝鮮の軍事的な脅威は何も変わっていないのだ。 脅威に立ち向かううえで最も肝要なのは、米韓日の結束であり、3国政府はそのための調整を長年重ねてきた。今回の日韓協定もその
最初にお断りしたいのだが、このエントリは朝日新聞の批判を意図したものではけしてない。重要な問題が隠されているのではないかと思うので書いておきたい。 朝日新聞の北朝鮮報道に何か異常なことが起きているようだ。16日の朝日新聞だが1面トップで、金正日総書記の三男正雲氏が訪中し中国胡錦濤主席と隠密で会談したと報じた(参照)。しかし中国外務省の秦剛報道局副局長は同日の会見で「そのような状況は承知していない」と婉曲に朝日新聞の報道を否定した。 ここまでなら、誤報なのか、中国政府側での事態の政治的な扱いについての表明であったのか、簡単には判断がつかない。ところがさらに朝日新聞は18日1面で、秦副局長の発言を踏まえたうえで、訪中詳細と金総書記の長男正男氏も同会談に同席していたと続報した(参照・参照)。朝日新聞は中国の公式見解を否定して自社報道を真実だと強く訴えた。中国側が沈黙すれば、朝日新聞の報道を事実上
「後継者」正雲氏の訪中、正男氏も同席2009年6月18日11時31分 【北京=峯村健司】北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記の三男、正雲(ジョンウン)氏が極秘に訪中し、胡錦濤(フー・チンタオ)・中国国家主席と北京で会談した際、長男の正男(ジョンナム)氏が同席していたことがわかった。両国を頻繁に往復する金総書記に近い北朝鮮筋と、北京の北朝鮮関係者が明らかにした。 正男氏は胡主席と面識があり、紹介者として側近とともに列席。北朝鮮筋は「後継者は正雲氏であり、北朝鮮指導部が一致して支持していることを中国側に強調する狙いがあった」と指摘する。 正男氏は朝鮮労働党や軍のポストには就かず、中国の特別行政区マカオに住んでビジネスにかかわっており、中国共産党幹部とのパイプが太いとされる。正雲氏が訪中した6月10日前後、正男氏もマカオから空路で北京入りしたという。 正雲氏は6月13日、北京から広東省に向か
正雲氏、隠密の訪中 身分告げず、宿泊は軍関連ホテル2009年6月18日5時19分 【北京=峯村健司】北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記の三男正雲(ジョンウン)氏は17日までに、訪中日程を終えて帰国した。胡錦濤(フー・チンタオ)国家主席は正雲氏との会談で、強硬姿勢をとる北朝鮮に平和的な解決を強く求めたとみられる。正雲氏の後継内定を公表していない北朝鮮側の意向を受け、中国側は徹底した情報管理を貫いた。 改革開放の先進地、深セン(センは土へんに川)市のハイテク工場を訪れた際も「中央政府の関係者」とのみ紹介。随行の10人余りの男性も含め、身分や名前は告げられなかった。一行は工場内の施設や製品について簡単な説明を受け、次の地点へ。北朝鮮筋は「周囲には気づかれないようにすべて極秘で行われた」と明かす。 宿泊先も、一般客の宿泊が制限されている中国軍関連のホテル。車列を組まずに移動し、外国首脳の視察
金正雲氏が極秘訪中 金総書記の特使、胡主席らと会談2009年6月16日3時2分 金正日総書記の主な家族関係 北朝鮮と中国 【北京=峯村健司】北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記の三男、正雲(ジョンウン)氏が、金総書記の特使として中国を極秘に訪問していたことがわかった。胡錦濤(フー・チンタオ)国家主席らと初めて会談、後継者に内定したことが直接伝えられた。核問題も話し合われ、中国側は6者協議への早期復帰を強く求めたとみられる。 両国を往来する金総書記に近い北朝鮮筋と、北京の北朝鮮関係者が明らかにした。 正雲氏は6月10日前後に空路で北京入りした。胡主席のほか、中国共産党対外連絡部の王家瑞部長ら幹部と相次いで会談。正雲氏がすでに金総書記の後継者に指名され、朝鮮労働党の要職である組織指導部長となっていることが、同席した側近から中国側に説明されたという。 北朝鮮は、2度目の核実験に対する国連安全
安倍政権は、このまま北朝鮮の脅威を理由に、防衛力強化を推し進めるつもりなのか。 政府が2023年度の運用開始をめざす陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」もその一つだ。北朝鮮の弾道ミサイルの迎撃を名目に、東西2カ所に配備を予定する。 だが朝鮮半島情勢の緊張は、先の米朝首脳会談を境に緩和の流れに入った。弾道ミサイルの脅威に対しては、自衛隊はすでに、イージス艦が発射する迎撃ミサイル「SM3」と、地対空誘導弾「PAC3」の二段構えの体制をとっている。 そのうえ陸上イージスを導入することが本当に妥当なのか。 先週、小野寺防衛相が配備候補地の山口、秋田両県を訪ねて理解を求めたが、地元からは疑問や不安の声があがった。レーダーが発する電磁波による影響などに加え、攻撃対象になるという懸念も示された。 小野寺氏は「北朝鮮の脅威はなにも変わっていない」と強調したが、この説明には疑問が残る。安全保
朝日新聞が18日、米朝首脳会談を前にした北朝鮮との下交渉を巡る同日の報道(https://www.asahi.com/articles/DA3S13499037.html)を巡り、韓国大統領府から出入り禁止を食らったことが朝鮮日報の報道で明らかになった。 この日の夕方から寝入ってしまったこともあり、政治ニュースの読み解きをテーマにしているオンラインサロン(https://lounge.dmm.com/detail/564/)のメンバーからの連絡で夜に知ったのだが、日本のネット上では、嫌韓、アンチ朝日新聞のネトウヨを中心に、“内輪もめ”だと面白がって騒ぎになっていた。 “アノニマス ポスト @anonymous201504 「朝日新聞の『核搬出打診』は虚偽の記事」韓国大統領府が朝日新聞を無期限の出入り禁止に~ネットの反応「朝日は、言論の自由がー!ナチスようだ!とは騒がんのか?www」「エビデ
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