CNNがプラネット・ラブズ社から入手した衛星写真/Planet Labs, Inc/Middlebury Institute of International Studies at Monterey ワシントン(CNN) 北朝鮮が建造中とされるミサイル搭載用の新型潜水艦について、進水が間近に迫っている可能性があることが24日までに分かった。 CNNが米ミドルベリー国際問題研究所と人工衛星ベンチャーの米プラネット・ラブズから衛星写真を入手した。 写真には、潜水艦の建造が進む北朝鮮東岸・新浦の造船所の様子が写っている。 ミドルベリー研究所の専門家によると、係留された船体を隠すように建造物が設けられ、進水がすでに済んだか、間近に迫っていることがうかがえる。 金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長は今年7月に現場を視察し、作業の進行状況を確認していた。朝鮮中央通信(KCNA)によると、正恩氏はこ
韓国・自由韓国党の金学容(キムハギョン)議員は5日、韓国国防省からの説明を踏まえ、「北朝鮮が6月12日の米朝首脳会談後も兵器用核物質の生産や弾道ミサイル開発などの活動を続けている」と指摘する声明を発表した。北朝鮮の軍事活動も縮小の動きを見せていないという。 金議員によると、韓国国防省は米韓軍情報当局の判断として、北朝鮮・寧辺(ヨンビョン)の核関連施設が通常どおり活動していると同議員に説明。日本海側の咸鏡南道新浦(ハムギョンナムドシンポ)では潜水艦発射型弾道ミサイル(SLBM)を搭載できる新型潜水艦の建造が続き、平安北道東倉里(ピョンアンブクトトンチャンリ)の弾道ミサイル用エンジンの燃焼実験場も通常の活動を続けているという。北朝鮮は米国に対し、エンジン実験場の廃棄を約束している。 北朝鮮が2016年6月、16年ぶりに再開した海外向けラジオを使った乱数表の放送も続いているという。乱数表は国外に
北朝鮮の核・ミサイル能力向上にどう対処するか ――トランプ政権の核態勢見直し(NPR)が示唆するものとは 村野将 安全保障政策 国際 #北朝鮮#アメリカ#ミサイル#火星15号 2017年11月29日未明、北朝鮮は日本海に向け「火星15」と呼ばれる新型ICBMの発射を行った。ロフテッド軌道で発射された火星15は、これまでに発射された火星14を大きく上回る高度約4500kmにまで到達し、通常弾道軌道であれば、米東海岸を含む全土を射程に収めることのできる1万3000km近い飛翔能力を有していることが明らかとなった。 本稿では、北朝鮮の核・ミサイル能力の現状を技術的観点から評価した上で、それが日米にもたらす影響と、トランプ政権が進める核戦略やミサイル防衛政策とどのように関係するかを考えてみたい。 火星15は、二段式の液体燃料エンジンと再突入体(Re-entry Vehicle:RV)を収めた弾頭部
香港(CNNMoney) 韓国の野党議員は同国国防省などから得た情報として、北朝鮮の関与するハッカー集団が昨年、韓国の造船大手、大宇造船海洋のネットワークに侵入し、軍艦や潜水艦の設計図などの情報を盗み出していたことが分かったと語った。 同議員事務所によると、大宇造船海洋から盗まれたのは潜水艦や駆逐艦の設計図や造船技術、兵器、実験データなどの機密文書約60件。合計で約4万の文書が不正アクセスされていたという。 韓国国防省はこの件についてのコメントは避けながらも、セキュリティー対策の強化に当たっていると説明した。 大宇造船海洋が建造した韓国軍の軍艦や潜水艦は、すべて北朝鮮に対する防衛の目的で配備されている。 同社の広報もコメントを控え、この件について調査しているとのみ語った。 北朝鮮の関与が疑われるサイバー攻撃を巡っては、先月にも別の韓国議員が、北朝鮮のハッカー集団が国防省のデータベースから軍
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