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北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長は今月、新型の衛星運搬ロケットと称する長距離弾道ミサイルの発射準備に取りかかるよう関係当局に指示した。北朝鮮のミサイル開発に詳しい脱北者が明らかにした。来年9月9日の建国70周年を祝う発射を念頭に置いているという。 正恩氏は12月11、12両日に平壌であった軍需工業大会の非公開の席で、軍需や科学部門の幹部らに指示した。北朝鮮が2012年12月と16年2月に発射した3段式長距離弾道ミサイル「テポドン2」改良型の「銀河(ウナ)3」(全長30メートル)を更に大型化した機体の発射を目指すという。 この脱北者はこの機体について「『銀河4』という位置づけ」と語った。銀河3は、いずれも北西部・平安北道東倉里(トンチャンリ)の長距離弾道ミサイル発射場で発射されている。北朝鮮は15年末までに発射台の大型改良工事を行ったが、16年2月は、12年12月と同じ規模の
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