【ニューヨーク共同】国連の専門機関、国際民間航空機関(ICAO)が来年北朝鮮に職員を派遣し、弾道ミサイル発射の事前通告について監査を行う方向で調整に着手したことが19日分かった。ICAO関係者が明らかにした。
北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長の専用機と同じ種類の航空機が9日、北朝鮮とロシア極東・ウラジオストクの間を往復した模様だ。ロシアは9月11~13日にウラジオストクで開かれる東方経済フォーラムに正恩氏の出席を要請している。正恩氏が出席する場合に備えた試験飛行の可能性もありそうだ。 航空機の航路を追跡するウェブサイト「フライトレーダー24」によれば、正恩氏の専用機と同じ旧ソ連が開発したイリューシン62型機が9日午前、北朝鮮の日本海側を通過してウラジオストクに着陸。3時間ほど滞在した後、北朝鮮方面に向けて再び飛行した。 正確な離着陸地点は不明だが、韓国政府は北朝鮮とウラジオストクを往復した可能性があるとみている。 正恩氏は5月に中国・大連、6月に北京をそれぞれ訪れた際、同型機を使った。北朝鮮は9月の会議に正恩氏が出席するかどうか明らかにしていない。(ソウル=牧野愛博)
核兵器を搭載できるアメリカ軍のB52戦略爆撃機と航空自衛隊の戦闘機が22日、沖縄周辺の空域で共同訓練を行ったことが防衛省への取材でわかりました。この訓練に関して、防衛省は「詳細は答えられないが、日本の非核三原則を踏まえて核兵器が持ち込まれることは想定されない」としています。 B52は、今月16日に6機がグアムのアンダーセン空軍基地に配備されたばかりで、今回の訓練には核・ミサイル開発を続ける北朝鮮の抑止などが念頭にあると見られます。 核兵器を搭載できるB52との訓練に関して、防衛省は「詳細は答えられないが、日本の非核三原則を踏まえて核兵器が持ち込まれることは想定されない」としています。 B52は、B1の部隊に代わってアジア太平洋地域で任務を担うことになっていて、今後、こうした訓練が増えることも予想されます。
ワシントン(CNN) 米空軍は16日までに、核搭載可能なB52戦略爆撃機6機を米領グアムに展開した。一方、北朝鮮の国営メディアは同日、トランプ米大統領を「頭のおかしい人」と呼んで非難した。 B52は300人の空軍要員とともに、ルイジアナ州のバークスデール空軍基地からグアムへ派遣された。 グアムのアンダーセン空軍基地には、すでにB1爆撃機とB2ステルス爆撃機3機が配備されている。B1は米空軍で最大の通常兵器搭載量を誇る主力の長距離爆撃機だが、核搭載能力は削除されている。 B1はB52と交代して本来所属するへ帰還する予定とされるが、それまでの数日間、グアムには3機種の爆撃機がそろうことになる。 軍事アナリストらによれば、米軍が朝鮮半島で軍事作戦を実行する状況になった場合、最初の一撃にはグアムから発進するB2とB52が参加する可能性が高いという。 朝鮮半島では最近、北朝鮮が韓国で開催される平昌(
米空軍は16日、核兵器を搭載できるB52戦略爆撃機6機が米領グアムに展開したことを明らかにした。今月、同じく核を搭載でき高いステルス性能を持つB2戦略爆撃機3機も派遣。すでに配備されている戦略爆撃機B1Bと合わせ、米軍の3種の主力爆撃機が集結する形となった。 2月9日に開幕式のある平昌(ピョンチャン)冬季五輪を控え、北朝鮮による挑発を抑止する狙いがあるとみられる。韓国と北朝鮮による南北閣僚級協議を受け対話の機運が高まる中、米軍として北朝鮮に圧力を加えていく姿勢が鮮明になった。 空軍によると、B52と約300人の乗員は、ルイジアナ州にあるバークスデール空軍基地からグアム・アンダーセン空軍基地に到着した。空軍は今回の展開について「インド太平洋地域の同盟国や友好国に対し、米国が引き続き関与を続けることを示すものだ」と説明する。(バンクーバー=峯村健司)
香港(CNN) 香港を拠点とするキャセイパシフィック航空は5日までに、米サンフランシスコから香港へと向かっていた旅客機の乗務員が、北朝鮮が発射した大陸間弾道ミサイル(ICBM)とみられる物体が大気圏に再突入するのを目撃したと明らかにした。 キャセイによれば、関係各所や業界団体などと連絡を取っている。現時点では航路を変更する予定はない。航路から遠く離れた場所で起こった出来事だったものの、乗員は手順に従って日本の航空当局に連絡したという。 キャセイは、引き続き警戒し、状況を精査すると述べた。 北朝鮮は11月29日未明、これまでで最も大型で強力なミサイルとみられている新型ICBM「火星(ファソン)15」を発射していた。
香港(CNNMoney) シンガポール航空が今年7月、北朝鮮のミサイル発射をめぐる懸念から、アジアと米国を結ぶ航路を変更していたことが分かった。同社の広報担当者が6日、CNNに明かした。 広報担当者によれば、シンガポール航空は北朝鮮による7月のミサイル発射を受け、韓国の首都ソウルと米ロサンゼルスを結ぶ定期便の航路を変更した。同社は今週まで航路変更について公表していなかった。 日本海北部の海域を避けるための航路変更を行ったことにより、同社の航空便は現在、「ミサイルの軌道付近」を飛行していないという。 アジアの航空会社では他の2社がこのほど、北朝鮮が先週発射した弾道ミサイルを目撃したようだと一部の乗務員が報告していることを公表。これを受け、東アジア地域の航路に注目が集まっている。 香港を拠点とするキャセイパシフィック航空によれば、米サンフランシスコ発香港行きの便の乗務員から、北朝鮮が先月29日
アメリカ軍と韓国軍の航空機による定例の共同軍事訓練が、過去最大規模の230機余りが参加して4日から始まりました。弾道ミサイルの移動式発射台への攻撃などを想定した訓練も行われ、米韓両軍としては、核・ミサイル開発を進める北朝鮮への圧力を強める狙いがあると見られます。 ムン報道官は「米韓空軍が戦時に連携して作戦を遂行する能力の向上を目的としている」と述べ、訓練の意義を強調しました。 韓国に駐留するアメリカ軍によりますと、今回の訓練には最新鋭のステルス戦闘機 F35とF22が初めて参加するなど、過去最大規模となる230機余りが参加します。 領空侵犯をした敵の航空機を迎撃したり、弾道ミサイルの移動式発射台など地上の標的を攻撃したりする訓練も行われ、米韓両軍としては、核・ミサイル開発を進める北朝鮮への圧力を強める狙いがあると見られます。 一方で米韓両軍は、訓練に反発する北朝鮮が軍事的な挑発に踏み切る可
ワシントン(CNN) 米空軍が日本に派遣する最新鋭のステルス戦闘機「F35A」12機のうち、2機が30日、沖縄県の米軍嘉手納基地に到着した。 空軍報道官によると、F35Aと空軍要員約300人は、米太平洋軍の「戦域安全保障」計画の一環として、半年間の予定で同基地に派遣される。残りの20機も今週中に沖縄入りする見通しだ。 F35はアジア太平洋地域における米軍の戦略の要と位置付けられている。海兵隊仕様の「F35B」は1月に山口県の岩国基地に配備されたが、空軍仕様のF35Aが同地域へ送り込まれるのは初めて。 空軍によれば今回の派遣は以前から予定されていたものの、北朝鮮をめぐる緊張が高まるなか、トランプ米大統領の初訪日を目前に控えたタイミングとなった。 米軍はすでに空母2隻を新たに同地域へ派遣。先週末にはB2ステルス爆撃機を送り込んだと発表した。10月中旬には誘導ミサイル潜水艦「ミシガン」を韓国の釜
(CNN) 日本海に展開する米空母「ロナルド・レーガン」にロシアの爆撃機2機が接近し、米海軍が戦闘機を発進させてロシア軍機を先導した。米国防当局者が明らかにした。 米当局者によると、ロシアの爆撃機「TU95」2機が29日、日本海でロナルド・レーガンから約130キロの空域を飛行したため、米海軍の戦闘機「F/A18」が発進した。危険と認識される事態ではなく、ロシア軍機は問題なく飛行を続けたとしている。 米海軍第7艦隊が展開するインド洋東部から西太平洋にかけての海域には、日本を拠点とするロナルド・レーガンに加えて、セオドア・ルーズベルトとニミッツの空母2隻が新たに配備されていた。 海軍は作戦に関する詳細を公表していないものの、米軍の展開には明らかに北朝鮮への圧力を強める狙いがある。同時に、この地域で勢力の拡大をうかがうロシアと中国に対する牽制(けんせい)にもなる。 ロシアはこの数カ月、朝鮮半島上
The White House announced today that the pilot of an Army helicopter that was shot down or forced down in North Korea was killed in the incident, while the second pilot was alive and apparently unharmed. "This tragic loss of life was unnecessary," President Clinton said in a statement today, taking a tougher tone toward the Korea than American officials did when they first learned of the incident
米空軍の戦略爆撃機B1BとF15戦闘機が23日に北朝鮮東方の国際空域を飛行した際、北朝鮮軍の早期警戒レーダーが稼働していなかったと軍事関係筋が明らかにした。北朝鮮は深刻な電力難でレーダーが十分稼働していない。米側の突然の飛行もあり、満足な対応ができなかった模様だ。 韓国の国家情報院も26日、北朝鮮軍が緊急発進(スクランブル)などの対抗措置を取らなかったと国会情報委員会に報告した。同委所属議員らが明らかにした。米国は北朝鮮の反応について「突然で驚いたようだ。反応がないのは中ロと協議しているからではないか」と韓国側に説明し、中ロにB1B接近を確認した可能性を示唆した。米側は、北朝鮮がB1Bの飛行経路を理解していないと判断し、経路を公表したという。 米韓関係筋によれば、米側は事前に韓国にB1Bなどの飛行計画を通報。海上の南北軍事境界線にあたる北方限界線(NLL)を越えて北上するため、韓国軍は参加
【ソウル=桜井紀雄】北朝鮮東方沖を飛行した米軍のB1戦略爆撃機に対し、北朝鮮が全く対応措置を取っていなかったことが分かった。韓国の情報機関、国家情報院が26日、国会に報告した。飛行自体に気づかなかった可能性が高く、北朝鮮の脆弱(ぜいじゃく)な防空体制が浮き彫りになった。 米国防総省などによると、グアムに配備されている2機のB1と、F15戦闘機が23日深夜から24日未明にかけ、北朝鮮東方の国際空域を海の南北境界線である北方限界線(NLL)の北側まで飛行。同省は今世紀に入って最も北側まで進入したと強調していた。 国情院から報告を受けた韓国議員によると、北朝鮮はこの飛行にいかなる反応も示さなかったという。議員は「夜中であり、全く予想もできず、措置が取れなかったようだ」と説明。米軍は「気づいていないようなので、B1の航路を公開した」と韓国側に伝えた。 北朝鮮は飛行判明後になって、西方の航空部隊を東
朝鮮半島上空で韓国軍機と任務を行う米空軍機と米海兵隊機。米陸軍提供(2017年9月18日撮影、同月23日提供)。(c)AFP/US ARMY/STEVEN SCHNEIDER 【9月24日 AFP】米国は23日、北朝鮮の核開発計画に対するけん制の一環として、爆撃機と護衛の戦闘機それぞれ複数機に北朝鮮沖を飛行させた。これにより既に高まっている緊張はさらにエスカレートした。 米国と国際社会が北朝鮮の兵器開発計画を阻止しようとする中、米国の爆撃機はこれまでにも同様の飛行を行ってきた。 しかし米国防総省は、今回は、今世紀に入って北朝鮮の沖合を飛んだ米軍の戦闘機あるいは爆撃機としては、韓国と北朝鮮の軍事境界線沿いの非武装地帯(DMZ)の最も北まで飛行したと強調。北朝鮮に対するけん制は新たな段階に入った。 国防総省のダナ・ホワイト(Dana White)報道官は「米国の決意を示すものであり、また米大統
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