北朝鮮の首都平壌の地下鉄駅で掲示された、朝鮮労働党の機関紙「労働新聞」によるキューバのフィデル・カストロ前国家評議会議長の死亡記事(2016年11月28日撮影)。(c)AFP/Ed JONES 【11月28日 AFP】北朝鮮では28日、キューバのフィデル・カストロ(Fidel Castro)前国家評議会議長の死を悼み、3日間の服喪期間が始まった。 首都平壌(Pyongyang)のある地下鉄駅では、朝鮮労働党の機関紙「労働新聞(Rodong Sinmun)」が掲載したカストロ前議長の死亡記事がガラスケースに入れられ、人だかりができていた。両国間は実際の交流よりも言葉上のやりとりの方が温かかったが、それでも全国の公共施設では半旗が掲げられた。 金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong-Un)朝鮮労働党委員長は追悼の辞で、カストロ氏を米国の侵略に対する共同闘争の英雄的盟友と位置付け、国民の「親