北朝鮮最大の祝日である4月15日の太陽節(故金日成生誕日)に合わせて、日本はじめ多くの外国報道機関が平壌に入ってリポートを送り始めた。「飾り付けられた平壌市内は穏やかな祝賀ムード」と、各メディアは伝えている。 このように、大行事に合わせて外国メディアを大挙入国させるのは、北朝鮮政権の常套的な宣伝戦術である。早速13日には、金正恩氏の肝煎りで建設を進めて来た超高層アパート街「黎明通り」に連れて行かれていた。15日には、予定される軍事パレード(閲兵式と北朝鮮では言う)の様子を撮影させると思われる 関連記事:実は間に合わなかった高層アパート街「黎明通り」工事 4月も地方住民を強制動員 (写真3枚) 関連写真と動画:軍事パレードに動員された女子学生の無残(写真4枚) 金正恩政権の目的は主に二つ。まず、国際社会による経済制裁や、韓米の合同軍事訓練などの圧迫がありながらも、金正恩氏のもとで人民は一心団